有為のお気に入りの歌一覧
紫草
紫の草の根で染むこの糸の織り込む歌の季節の愉しき
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紫草
カモミール畑で花を摘みをれば世界は白く甘くにほへり
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たんぽぽすずめ。
干したけどまた汗を吸ひ君へ飛ぶ如き夢見るダウンジャケット
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もなca
明けたるを柑子の枝に群がりてついばむ鳥のさえずりに知る
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みやこうまし
深き夜に妻の下着を手洗いて干せば三日月あごをさしだす
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芳立
みづがきの久しぶりだな都鳥むかしのひとのことは問ふなよ
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聴雨
折々にあま風の訪ふ窓べにてうたのやうなる蛍火ながむ
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みやこうまし
御所の夏寄りそう二人夢の中かげろうゆらり芝草に燃ゆ
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猿ノ丞狂介
連れもなき人とや寝たく白露の漏れるをなげき寝ずに忍ばむ
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まるたまる
薄闇に口づけ交わす人といてさよならしてもさよならできない
10
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詠み人知らず
世をこめて凍て果て積みしことごとの成羽の山に時しふらまし
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風蘭
早朝はまるくむきあう猫たちのかしましい声響く公園
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七色コイン
死なないで死なないでって叫んでる 消えて光るよきみの真上に
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七色コイン
AHHHHHはめっちゃいい曲聴いてみて! 久保田のソウル伝わるからさ
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風蘭
影の中つながる弓の輝きに時をわすれてあおぐ金の環
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風蘭
することがないしたいことなくってもきみとはずっと笑っていられる
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風蘭
青の花咲きおえたあとうなだれて天のしずくをこぼしつづける
19
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芳立
ちはやぶる神代もきかず隅田川かがみに空の樹をうつすとは
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浅草大将
花の雨袖にしみじみ降れよかし春を惜しめば絞りやはせず
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falcon
散りゆくをとめる術なきやまざくら雨あたたかくふりにし春よ
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