平 美盛のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ピアノ弾く君の後ろに立つだけで もう食べていた毒入り果実
8
もっと見る
光源氏
身をやつし嵯峨野の奥にさまよへば露の千草は揺らぐばかりぞ
19
もっと見る
光源氏
いづこより祭ばやしが聞こえをり夢も色づく秋のはつ風
19
もっと見る
まぽりん
来ぬ人を待宵草のゆふ闇に花さへ咲きぬかれゆくものを
28
もっと見る
あまおう
肉じゃがが美味しい店を見つけたら しばらく通う そんな秋の夜
24
もっと見る
秋日好
我が内に燻ぶる小さな灯火は時に広がり身体を燃やす
18
もっと見る
夢士
毬栗の実りておつる音もせで小さい秋の訪れを知る
19
もっと見る
恣翁
舫ひたる船の混むがに 建つ家並み 眺むる干場に夜露降り初む
14
もっと見る
光源氏
しとしとと愁ひの雨は降り染むる雁の便りの折のゆふべに
18
もっと見る
芳立
みちゆきのをのこをみなの声消えてただ虫の音とひと待ちの月
14
もっと見る
まぽりん
色糸をひき結びたる舞姫のだらりの帯に桜みだるる
24
もっと見る
紹益
不自由な 避難所暮らし 続けてる 被災者のこと 忘れるなかれ
18
もっと見る
夢士
葉桜となりて一面花筏流れ行くさき夢にみる里
18
もっと見る
夢士
菜の花に桜のコラボ眺めおりこころ洗ひて時を忘るる
8
もっと見る
日向猫
雨よ降れ 洗い流したいものあるときは 好きでもない雨頼る身勝手
21
もっと見る
詠み人知らず
休日が休日でない戦士らは お骨になりて休日を得る
11
もっと見る
南美帆
桜咲く堤防歩く九歳の彼は花より亀に夢中で
8
もっと見る
朝がお
つい昨日一歩歩きし幼子の自慢げな顔頼もしく見え
14
もっと見る
まりりん
例え其れ 軽爆撃機であろうとも 消えゆく命は遥かに重く
2
もっと見る
へし切
世の中は意地を通せば角が立ち情に流れば足をすくわれ
19
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[65]