林ユキのお気に入りの歌一覧
やすむ
手づくりの占いもって町へ出る青い夜中の青い坂道
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たんぽぽすずめ。
ちさき事気にせぬ意味も抱く碧きタンザナイトを翳し見む空
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たんぽぽすずめ。
自転車の荷台ではしゃぐ色白の少女の足が眩しき残暑
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只野ハル
迷ってる夏の陽射しに秋の風折るか伸ばすか午後の長袖
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只野ハル
異星の岸辺の砂にここにいるよと母星の方を見ないで書く
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只野ハル
この夏も逢えなかったね凹んでる待ちくたびれた麦わら帽子
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うにうに
雛鳥の食べ損なったひまわりの種のひとつが奔放に咲く
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七色コイン
花をよく知る女でした。言いたいよ。いまだ恋しい、きみに逢いたい。
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只野ハル
もう泣かない怒らない恨まないと生きているから多分無理かな
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うにうに
切先にとどまる蝿のつくろいを許せぬままの包丁である
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まるたまる
ただ顔を見ているだけで幸せだ無口になって恋は始まる
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七色コイン
きみは何故苦しんでるの?僕にだけ、そっと教えて、ずっと聞くから。
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御崎 耕
初めての街、ひと、言葉、あぁ誰も僕を知らない自由から、いま
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羽
のびやかに人をやすませはつなつの芝生はあわくまどろんでいる
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なり
夕暮れを背にしてわたし10円を落として影に座りこみたい
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まるたまる
土曜日は誰も優しい顔をしてさざめく緑の下を行き過ぐ
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狭霧
さすらいに誘いしかな雲水の歩み去りてし旧き街角
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聴雨
名も知らぬ花に命の脈絡を思ひてけさのまつすぐな道
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半格斎
ゐたづらに花を散らして風吹けば疏水を下る花筏かな
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浅草大将
愚痴ばかりたらたらちねの母の日はせめてきくでも捧げたいけど・・・
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