水葉のお気に入りの歌一覧
芳立
かれ葉ふむ音のみ聞こゆ松毬をふたり集めし杜の小径に
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粕春大君
くれなゐに丹秀ふ唐橋もみぢ葉を連ねて渡す橋にこそあらめ
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浅草大将
そを見れば誰かまがきの島と言ふ咲くは隔てをしら菊の花
15
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粕春大君
入り日さす狹山の峯にしぐれども手向くに早しうすきもみぢ葉
15
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浅草大将
こがらしに終のひと葉も散り果てて誰か集へる裸木のもと
30
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粕春大君
海辺きてゆふ風ふけば夏衣たつ白波に袖ぬらしつつ
19
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粕春大君
満つれども欠けゆくものと知りながら月も名残の人の恋ひしく
31
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浅草大将
止めどなく寄する思ひの激しさに心をさらふ夏のしらなみ
20
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垂々
人知れずお守りとする フィルターに歯型の残る吸殻ひとつ
28
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粕春大君
満ちたりて眼白けき鮭うをの浮きつ沈みつ流れゆきけり
24
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でくのぼう
きみがゐるただそれだけのことなのに泪あふれる文月のとき
23
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浅草大将
さみだれの心に遠くなる神のいかづちやがて我身を打ため
26
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東娘
百人の歌人の束もキヨさんの指折り詠んだ歌にかなわぬ
27
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御崎 耕
醜さに酔うな弱さに溺れるな昏き言の葉詠うのならば
55
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浅草大将
痛むとも深くこころをさすたけの君がことの葉拾ひ集めむ
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浅草大将
拾うなよ俺が死んでも骨なんか歌は幾つか憶えて欲しいが
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浅草大将
枯るるなき蔦の想ひの絡りを如何なちからに断つ術やある
21
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詠み人知らず
結び目をそぉっと解く君だから私を大事にしてくれるだろう
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浅草大将
払へども纏ひつく夜を燃えさかる恋の炎は消す術もなし
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浅草大将
泥の中根をなす冬の枯れ蓮花の咲かぬをなど惜しむべき
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