仙人の弟子のお気に入りの歌一覧
うすべに
夕暮れのすずかぜさそう打ち水の 匂いなつかしならまちに鐘
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継海
走馬灯 回りそめけり水張りの月掻き分けて面影漁り
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ひよどりよりこ
通り雨すぎさるような思い出にいつまで濡れてるんだろわたし
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横井 信
挨拶はたったひと言暑いねとぼんやり交わす水無月の朝
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すてら
梅雨空に 移ろふ紫陽花 君浮かぶ 濡れるこの恋 露も気にせず
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ななかまど
梅雨晴れの午睡の夢にさまよえば蒸し暑ささえひとときの快
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杜鵑草
戯れに誘はざりせば逢ふことも避らぬ別れもあらざらましを
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泡沫者
君去りし 永き別れぞ 哀しけれ 永久に生きとせ 吾が心世に
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継海
晴れし日は手に遮りて追ひもせで 雨降らば陽を訪ひ廻り
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ななかまど
雨しとど紫陽花のはな色かえて降りすぎるのが胸に重たし
10
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茶色
梅雨入りの知らせ受けてか降る雨に彩り添える紫陽花かな
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舞
朽ちてゆく遊廓の跡幻は紅き笑みする女の影か
6
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舞
六月の風は颯爽若鮎の泳ぐごとくの乙女らの群れ
6
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芳立
晴れやらぬ思ひの空も風かをり鯉がおよげば夏は来にけり
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芳立
灰色が髪にふるとも駆けめぐる夢は空き地のダイヤモンドを
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へし切
年古れど囲碁の勝負に血が騒ぐこころばかりは老いを知らずや
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うすべに
ゆらめいて糸引き過ぎるさみしさは 二度ともどらぬ日々の追憶
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びわ
久しぶりのどかな日和空は澄み洗濯物がずらりと並び
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ななかまど
迎え梅雨しまい忘れたストーブに猫と温もる火の恋しかり
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横井 信
梅雨晴れにふらりと歩く路地裏の植え込みに咲く山吹の花
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