杜鵑草のお気に入りの歌一覧
秋日好
やうやうと足を運べばいずれかと読めぬ花の香振り返りつつ
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リクシアナ
学舎に画架を並べし朋からの手紙の束の褪せぬ白さよ
10
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KEN
のちの夢風に託して蒲公英のしろがね綿毛 夕陽にこがね
11
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秋日好
昇給に不満があると零したら「後進育て器量を見せろ」
7
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へし切
またひとり友が歌人去り行けばなどか侘びしきうたのわの里
14
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滝川昌之
無言での男同士のハグがある退職してゆく同僚などと
16
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波端
初夏の海桐花に蝶の羽根の震る異界の空の靑透かしてむ
5
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うすべに
まっすぐに水平線のくぎる空 海の青さにこころ拡げる
8
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横井 信
水口をそっと開いて夏に来る風の涼まる五月の田んぼ
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茂作
櫻もち春は行けどもかぐはしき 花のかをりを持ちて歸らん
15
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リクシアナ
半世紀流浪の果てに帰郷すと書いて始めるエンディングノート
8
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舞
蛍光の消えた都会の川暗く映すネオンの影の揺蕩う
9
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バジル
あの虹の足下にいて笑ってるあなたを思い描く幸福
14
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硝子
皐月空千人唐子うつくしきこれやげにげに金に優る
5
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硝子
かくも物思はざらましあらたまの春散る花をだに恨むれば
4
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硝子
忍ぶより燃えよわが戀同じくは熱田の宮もおぼしかけらむ
8
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KEN
月詠みの歌集とどきて よみびとの懐くつくよみつくづく読む夜
12
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KEN
ボール追ふ子らの夕影もてあまし陽は暮れなずむ 思ひ出と共
13
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秋日好
もう何年サムネに使うチューリップ思い出重ねて今も咲きおり
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秋日好
寂しいということだろう穀雨避け照らす夕陽も眩しいばかり
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