武蔵野のお気に入りの歌一覧
うすべに
春日山 蚊遣火いぶす居待ち月 遠い花火の音のしずけさ
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さいおん
日晩者 秋庭不鳴 梅雨明之 頃従鳴而 暑之去左右
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詠み人知らず
夏蝉よ 乾く羽音の 擦り切れに 過ごした土に 愛を残して
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更紗
僕の手をそっと包んで押し当てた君のうなじが熱く脈打つ
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ななかまど
うつし世の音の曼荼羅の求道者深い余韻の世界へと逝く
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トウジさん
惜しまれて散る花があり徒もあり身一つならば風姿ありたし
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さとるんるん
櫻さへ咲ゐたそばから散り去るに 散りゆくものさへ歌にして蒔く
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明日歌
浮かぶ瀬もなかりけるかな春の夜の花びらの池 鯉は跳ねない
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灰色猫
陽にかざす脱いだ軍手に空いた穴この箇所たぶんたぶん春風
14
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灰色猫
生きるとはなんであるかと箇条書きしている人と炎を囲む
14
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灰色猫
星空の星すべてに当ててゆく聴診器から響く潮騒
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灰色猫
もろこしを醤油で焼くってやばいよなやばいよなって夏の少年
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灰色猫
温かく膨らむパンのようだったあなたを埋める木陰の庭に
14
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谷村思亜
やさしくて散るさまもまたやさしくて さくらよさくらやさしき花よ
5
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谷村思亜
心とふ心をすべて癒しては 薄紅の花去ってゆかなん
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谷村思亜
花の落つ只中が永久であるならば 命は惜しきものではなくて
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谷村思亜
花びらは別れのことば花の終 限りなく降る限りなく降る
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へし切
お利口に 咲いた咲いたよチューリップ 色も並んだ 赤、白、黄色
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谷村思亜
おちこちに花と花とは重なりて 豊かな愛を示しけるかも
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谷村思亜
薄紅のその花色が告ぐるのは 無尽蔵なるやさしき思い
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