千映2のお気に入りの歌一覧
秋日好
洗面の鏡の瞳は金茶色秋忍び込み映す奥底
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秋日好
雨粒がぽとりと落ちて終幕を告げる私の優雅な時間
11
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秋日好
介護機器開発業者とオンライン会議をしてみた使えなくとも
6
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ななかまど
春彼岸余寒を耐えし足腰に朝陽あびて春を歩まん
22
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横井 信
柿の木に若葉の芽吹く春の陽にそっとたたんだ真冬のコート
15
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ななかまど
十五夜の月雲なくば意のままに被写体となり夢うつつなり
14
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茂作
秋雷の音に驚き目覺めする マイナスイオン神の吐く息
9
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へし切
夏が往く 弱弱しきかな 蝉の声 君は未練も悔いもないのか
10
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茂作
その邊りあの邊りかと思ひきや 野邊の送りをゐたせしところ
14
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へし切
秋雨に ほなさいならと夏はゆく 読書に耽る秋はすぐそこ
11
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恣翁
難破船 沙を洗ひ寄せ返す 無常の浪が歔欷するばかり
14
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茂作
忍び入る秋の氣配に目を覺まし 硝子戸閉ぢる朝明けのころ
15
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灰色猫
美しく綴られている文章をさえずり舌を切られてしまう
6
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茂作
我が友にやがては吾もと云ひに行く 不治の病を得たりと聞きて
13
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ななかまど
愛国のラッパ吹きたるプーチンは愛国の民死地へと送る
12
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恣翁
一点の血痕のやう 残りける炎の消えて 芯ぞ燻れる
14
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灰色猫
繰り返し戦は起きる人間は恐怖と欲に囚われるゆえ
11
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灰色猫
君と生きふたり似るたびらぶゆーの文字がまあるく体温を得る
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茂作
自撮り棒 眼合はした携帶の 顏はますます亡き父に似て
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恣翁
言葉にはできねど感謝 向日葵のやうなあなたに会へてよかった
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