うすべにのお気に入りの歌一覧
横井 信
祭り告ぐ幟はためく強風に足踏みしている桜の開花
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ななかまど
ゆいレール十九の駅を乗り継げばちゅらかーぎーの乙女乗りくる
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ひよどりよりこ
虹色の風を磨けばレンズなり遠くのほうまで春をみわたす
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ななかまど
まだ残る冬将軍の足軽が雪を降らせて春は足ぶみ
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ななかまど
雪溶けの春待つこころの片すみに名残惜しいと思う三月
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ななかまど
さみしさを悟られぬよう下を向く待雪草の白いため息
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わかばみち
君を今求めてるから都合良く笑ってくれぬことに傷つく
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ななかまど
雛壇に雪みる雛は寒そうに春のニングル探しておりぬ
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横井 信
春を待つ星を見上げてストーブに残り気にして継ぎ足す灯油
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リクシアナ
馬鈴薯の芽摘む厨にロシア語の短波拾いて夕日見送る
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ななかまど
透明な時間を砂は刻みつつガラスの底に時は降り積む
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横井 信
乗り換えの駅で待ってる列車には僕より先に雪が乗ってる
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へし切
老いるとは否が応でも生きること日残りて未だ暮るるに遠し
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ななかまど
きんらりと氷柱は光を零しつつひもじき冬の雀を誘く
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ななかまど
ひそやかに春の訪れ告げており待雪草が白くうつむく
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澪子
菜の花の咲く土手道を車椅子押して行く子の笑顔眩しく
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茂作
山あいの驛の古びた看板が 迎へてくれるむかしの自分
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ななかまど
柊の枝の鰯に願いこめ邪気をはらえと春待つこころ
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ななかまど
木枯らしが去って眠れぬ夜半なれば銀河鉄道のきっぷを買おう
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天野まどか
かくれんぼかけっこあやとり泣きながら帰った小道に立つ影法師
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