みつ鷹のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
前の世にさき野に咲う花として汝の胸を見上げたか吾れ
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横井 信
こだわりを持ちて進まん 冬の道 澄んだ空気に 凛と咲く花
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横井 信
役割りを 終えた木の葉よ 舞い踊り かたまり集い 森へと帰れ
13
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灰色猫
縁日の屋台に並ぶイカ焼きの海の怒りが美味しそうです
13
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サヤ
架かるとき綺麗な音がするんでしょう?彼女は手話で私に言った
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荒野のペンギン
とりあえず一日一本缶ビール呑めればいいやそれで幸せ
8
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芳立
われやさき人やさきとは聞きながらおぼえざりけり君の逝くまで
8
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日置鳩子
にじんだり時に溶けたり色づいたり水溶性なのでしょう人は
13
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秋日好
我も乞う 人の心の流血を止め和らげる力あれかし
18
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秋日好
紅に燃え上がらねど橙に温め寝落ちる楓と夫
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詠み人知らず
勤労を祝し昼から飲むビール浅漬けあてにこれでいいのだ
10
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滝川昌之
塩梅は冬日まかせの軒下に大根と柿は仲良く干され
30
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林林
ひと呼吸おいて「どうされましたか」と電話口から伝わる温み
26
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詠み人知らず
知りもせではじめて母の爪を切るそれが最期となりたることを
28
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詠み人知らず
パンパンの袋の中はパンの耳泣きたいような気持ちでもらう
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関山里桜
今日もまた人にもらひし美しき言の葉ひとひら飽かず眺むる
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月虹
見上げれば半身の月が横たわる今の僕には君が足りない
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林林
クリスマス悲しみと共にある人に灯りがともる日となるように
26
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藤本
石ころに名前をつけた そのままじゃあまりに意味がなさすぎるから
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滝川昌之
いつだって止んだら傘はじゃまになる それでも親は子の傘になる
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