Akkoのお気に入りの歌一覧
夢士
昇り来る朝日のなかに沈みゆく月影白し 西方の君
27
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詠み人知らず
楽しくて気づけば十二時シンデレラ 魔法はとけた家におかえり
20
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只野ハル
胃に沁みる生のウイスキー昼に観たゴッホの映画思い出しつつ
20
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夢士
秋深し栗名月の月明かり畳に映る尾花ゆれをり
22
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日置鳩子
ほうほうと秋の陽さして甕棺の石膏部分のちいさく光る
22
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日置鳩子
入日さす池泉の庭に人絶えて藤の黄葉のそそと吹かるる
21
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滝川昌之
転居先告げぬ隣家の荒れ庭のナナカマドにも秋は色づき
31
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夢士
野分過ぎ空洗われて東にオリオンの星昇り来たりぬ
25
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へし切
秋深みもみぢしにける山々の空の果たてに木枯らしの聲
30
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ふじこ
公園に木の実眠らせおまじない「大きくなあれ、大きくなあれ」
10
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秋日好
「掘ってる」と一言云って立ちつくす幼稚園児はやはり可愛い
23
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夢士
陽の暮れて薪のストーブめらめらと炎揺れいて部屋暖むる
19
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半格斎
あやかしの術に謀られ四十余年 忍び くノ一 恐るべきかな
18
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
74
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夢士
空低くアルプスの峰雲のなか林檎の里や安曇野は雨
18
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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リクシアナ
むつみ合う銀杏並木の影ぼうしト音記号の巻き風の道
28
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恣翁
熱帯ぶる論 酣に 注がれたる煎茶の冷めて 黄に濁りけり
14
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ふじこ
雪積もり星渡る夜は藍をとき津軽の里は青に染まるる
15
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ふじこ
夏盛りねぷた囃子が響く夜 武者絵に潜む鬨の声さえ
15
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