とはとのお気に入りの歌一覧
恣翁
花誘ふ 明石の宮の行幸ならで 更け行くものはも 割れ鐘鳴りけり
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へし切
冬ながら日中の陽ざしおだやかに川辺に鴨はのどかに遊ぶ
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恣翁
淡雪の鱈に積む市 霙立ち 絣合羽の凍みにけるかも
18
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ふじこ
風は風吹き抜けるゆえ風になり 人は人ゆえ人になるらむ
17
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吉野 鮎
麥穗たつ畑に沈めばちくちくと鬼にみつかるかくれんばう遙か
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吉野 鮎
兩の手に冷ゆ君が手を包み抱く女人高野のにじむ夕闇
9
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へし切
吹く風にははそのもみぢ舞ひ散らふ暮れゆく秋は時雨れてわびし
24
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滝川昌之
冬の海静かに見ている人居れば静かな波があの日に寄せる
22
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へし切
ひと知れずもみぢ散りぬる奥山の秋は暮れゆく山おろしの風
24
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へし切
奥山にみ雪降るらし枯れ木にも春にはあらねど花ぞ咲きける
25
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横井 信
虫の音に 代わりて響く もがり笛 月の見守る 歩みは鈍く
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石川順一
鬼怒川を散々見たから調べたい雪は空気のように置かれて
14
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灰色猫
昨今の豆腐はどうもいけませぬ角のまぁるい乳色がいい
8
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吉野 鮎
母子三樣の御籤引く末吉に「爲せば成る」とふ子の初詣
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ふじこ
久々に陽の光浴びて見上げれば空はいつしか秋色模様
18
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へし切
春のどか歩む足取りかろやかに天気晴朗こころも弾む
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滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
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横井 信
寒空に 取り残したる柿の実の 赤まりて待つ 鳥の訪れ
12
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石川順一
薄曇り薄日の差せば養老の山で句作をして居る所
17
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へし切
野辺の雪顔をもたげて蕗の薹花咲く前に採まむは愛おし
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