くららのお気に入りの歌一覧
コーヤ
襟立てて歩みの横をからからと落ち葉追い来て追い越してゆく
21
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あふひ*・○・*
奥深くひとつの想いを手離せず新たな世界を見れぬ愚かさ
25
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夢士
年毎に喪中はがきの数の増え思ひ巡らせ消し去る住所
23
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たけくらべ
手の中に捕らへて溶ける淡雪のぬくもりほどの今日の幸せ
28
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たけくらべ
気の置けぬ友と集ひし年の暮れ憂き世を忘る酒に酔ふかな
25
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夢士
ガラス戸の内の汚れのここかしこ残し置きたやもみじの手跡
28
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蔓葵
冬の夜の月影くだく荒波におぼつかなしやおきの海人
14
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蔓葵
霜ばしら踏みゆく人の名残りさへやがて消えなむ有明の空
11
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コーヤ
生きゆくはどんな些細な喜びも幸と感じる心が大事
20
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リクシアナ
雪明かり口に崩れるぼんぼんのちょっと切ないリキュールの味
33
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へし切
いたづらに過ぐす月日をながらへていかで楽しむ君がなき世を
32
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inosann
吾が内に歯車の刻む音おもし鈍く響きぬ眠れぬ夜に
20
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ラベンダー
侘しさに 寒さを纏う 冬草を 傍の赤き実 暖と慰め
22
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絮谷新
山の端の殘照染むる橙は月の架けたる虹とも見ゆれ
23
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詠み人知らず
不可解な事故の裏には老人の 自信過剰の G3牙城
21
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まあさ
掃除中 ひょっこり出てきた 手紙の中 あの日あの時 私の気持ち
23
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リクシアナ
ただしろくしろく広がる雪原に藍の静寂やまぶきの月
29
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ながさき
冬枯れに 負けじと詠う 声あらば 春はほのかに 近づきにけり
40
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夢士
湯煙りのなかに望月虹の輪の傘かむり居て煌と輝く
22
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麻
墨染めの冬の夜空を眺めては心にかれぬ三日月の露
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