舶女チェルシーのお気に入りの歌一覧
鰹鯨
潮風にネットを揺らすビーチボール見守るように笑う浜梨
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只野ハル
ああああとおちこむばかりいいいいとなることはなくううううとなく
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鴨ミール
濃さだとか明暗だとかが違うのに一重に「青」と呼ばれる我ら
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月虹
燃え上がるラテンのリズムを刻み込む夏が身体を駆け抜けてゆく
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ゆりこ
左手で描く自画像まだ誰も本当のこと話せずにいる
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コーヤ
白無垢で揺れて舞いする芙蓉花暮れて頬染め惜しみ散りゆく
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いわなおいびと
刈り終えし芝生の匂う温き風隙間より入る夜の仮眠室
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いわなおいびと
ドラゴンの花火のごとき溶接の火花ひらめく夜の工場
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葱りんと
覚醒剤 逮捕のニュース見て思う 酒で満たされる 身体で良かった
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みん
また今日もあなたの笑顔をまっすぐに見つめる自信が出ませんでした
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シン
この手には馴染まなかった恋なのでそっと放してその背を見送る
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リクシアナ
丸き手の甲のえくぼよ真夏日の嫁ぎし君に初子生まるる
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リクシアナ
夕空に燕のつづる筆記体 自由の歌を君もうたうか
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芳立
みどり葉に玉の夜露をちらすらむあなたに星の満つる国より
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えみ
ほんものは つきみうどんの まん中においてきたのね きょうのみかづき
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Chico
いざ君よ然り氣無くそのオレンヂをころがしてみよ夏の街角
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優器ルミネ
風鈴の 音で小さな 夢を見る 浴衣姿で はしゃいでる君
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空飛びネコ
ビー玉や見いれば魅入り玉の中瑠璃色星の物語なり
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詠み人知らず
今日もまた 濡れた髪の毛乾くまで 起きていますよ あなたの為に
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葱りんと
腹出して寝ている兄にタオルかけ 背中ポンポン チビッコ母さん
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