あっきーはのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
雨音に叩かれながら傘の下せめて彼方が隣りにいれば
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秋日好
鉢植えの林檎を五つ収穫し三つは虫の取り分とする
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林林
泉ヶ岳 清き湧き水 芒の穂 語る夫の渾身の芋煮
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林林
滝川の飛沫と森の気を浴びて汗拭き頂く笊豆腐かな
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桐生賄
甥っ子と姪っ子連れて 墓参り行くから待ってて お彼岸が来る
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コーヤ
風に舞い 赤茶黄色の 葉が踊る 虫の音奏で 舞踊の会に
13
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西村 由佳里
目をこらせ耳をすませよきっかけはほんの小さなできごとだから
5
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コーヤ
金木犀散りゆく庭に雨激し水に香のせてあなたのもとへ
13
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林林
イモムシよ 今度うまれて来たならば決して道路を渡るでないぞ
19
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林林
青紫蘇の穂先に小さな白い花 あのねあのねと囁き合って
19
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林林
豆腐屋さんリヤカー牽いてやってきた木綿一丁とラッパをください
12
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まぽりん
梨木の鳥居くぐれば染井なる水汲むそばに萩の花咲く
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野々花
泣く事に疲れた私の右肩に静かな風が・・・・風が流れる
6
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灯
夕飯の さんまが消えた 父の分 犯人は誰? 愛犬臭う
4
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詠み人知らず
こんじきの稲穂のゆれる夕暮れに紅きとんぼの羽のなびくかな
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桐生賄
秋雨に 負けじと耐えて 白き薔薇 首をもたげて 雨止むを待つ
12
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桐生賄
学校は 津波を懸念 休校で 家事奮闘の 我が娘なり
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野々花
秋刀魚焼く匂いにつられお隣の猫がにゃんにゃん賑やかに鳴く
5
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桐生賄
北上の 岸辺に揺れる すすきの穂 トンボ止まりて 秋を身近に
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コーヤ
鈴虫の音色奏でる草むらに月の光が照りて輝く
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