桜ねこのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
復讐の必要はない悪事には何もせずとも千倍の罰
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恵
寒々と駅に立ちたる君思い今日は汗ばむ君思いおり
21
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詠み人知らず
天の戸を叩きもあへぬ水鶏かな暮るればやがて明くる夏の夜
9
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奏
今日からは 一人で髪結いするという 甘えん坊の娘の成長
16
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詠み人知らず
から梅雨の高速道の白線の 限りが見えず 気がとおくなる
15
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詠み人知らず
お出掛けを誘われたから舞い上がる 何時何処へと?楽しみ増える
5
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詠み人知らず
白髪でリーゼントするおじいさんバーではいつもくわえタバコで
14
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コーヤ
雨上がり青葉いきいき躍動の光る緑の富士山みゆる
17
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千映
知らぬ間にうたのわ人に喝入れて吾はそんなつもりないのに
9
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夢士
水無月に生まれ来たりて時を経て歌詠みにけり亥年の男
21
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へし切
尊みて徳を積むれば孤にあらず慕ふものあれ淋しからずや
26
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西原澪
爪の端に残るラメさえあの夜の余韻のようにきらきらひかる
18
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富鴨
じくじくと燒くる痛みに耐へつつも確かに燃ゆる戀を如何にせむ
19
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脇役
風呂上がり火照った肌に夜の風細やかながらに幸せを見る
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矢車菊
ヒマワリが南に向かい咲くやうに向き合はむいま大切のこと
13
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千映
亥年女がここにも秘かに居りまする深夜にちょっと顔ほころんで
12
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千映
「うちの母 普通のお母さんとちょっと違う」小6の息子の作文
12
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矢車菊
パフ、ぼくのこころの中で生きている大人にならない竜との時間
9
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林林
うたのわに水無月生まれの方多く梅雨でも気持ちはウキウキします
14
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矢車菊
進むべき未来をぼくら丁寧に確かめ合って生きていきたい
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