参田 三太のお気に入りの歌一覧
風花
飲み込んだ言葉が喉を塞ぐ朝 お茶淹れる音殊更響く
12
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ながさき
雉が啼く 久方ぶりに 声を聴く 季節は変わり 生命は動く
18
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85
俺こそが ワールドチャンピオンだろう 炬燵生活最長記録
5
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鳥羽薊
疲弊したる我が身へ結露降るる今夜湯の船でゆく星は何処や
4
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己利善慮鬼
心疾風君に死ぬこそ望みなれ恋の嵐のやみはせずとも
2
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みかるん
好きだよと言ったらどんな顔するの水面のようにおだやかなひと
11
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和竹
あう視線 その言葉なき確信の 命ずるままに君を求めん
11
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やんや
悲しさがホットミルクに溶けていて訳知り顔で膜を張ってる
25
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ちけ
年下じゃいけませんかと問う君の声音は不意に夕立に混じる
17
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鍬乃呑
泥水と酒を交互に飲むような生活の中に歌が生まれる
7
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やんや
ボロボロの爪を夕日にかざしたら誰にも言えない秘密ができた
3
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殻豆
「意味なし」と決めつけていた物事に価値を見出し幸せになる
5
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淡 深波
玉櫛笥秋は秋草秋時雨 かれぬるまでを君と輝く
5
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淡 深波
天神の硯を返し淡墨をうち広げたる雲は群鷺
5
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三連星
妹も姉も彼女もいないから今日も変わらず野球観戦
5
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小幸
逢いたくて携帯開き手が止まるあやふやな恋言葉を探す
8
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光源氏
み吉野の高城の山は色めきて心深しき月を待ちたる
19
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灰色猫
あの月と繋がりたくて真夜中の ジャングルジムのてっぺんに立つ
65
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秋日好
下の名を呼び捨てされることに慣れ愛情表現ひとつ減ったね
13
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恣翁
夕映えに燃えたる赤の痛ましく 津波の跡の森ぞ哀しき
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