ゐわむらのお気に入りの歌一覧
灰色猫
この恋が熟成する日を待ってます地下に眠れるワインのように
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灰色猫
選んだの選んでもらえたふたりなのずっと本気でずっと一緒ね
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へし切
何もない何でもないと呟いて老いのひと日は静かに暮るる
24
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関山里桜
これからも会えるようにと名をつけし野良猫たちの行方を思う
8
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水海はるこ
キャンドルの炎の揺らぐ暗闇に横顔(あなたは知らない人だ)
11
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恣翁
傷みたる月の骸に 烏啼き じめじめ 雨の落ちてぞ来なる
19
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石川順一
帰り道車の扉が閉まる時詩人の心少し起これり
18
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水海はるこ
(銃声が重なり合って)(私たち)(終わって初めて恋になったね)
11
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灰色猫
どれだけの風に吹かれてきただろう答えを持たず今も揺らいで
20
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葱りんと
連絡が つかなくなった 番号を 消すか消さぬか 転がし遊ぶ
12
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詠み人知らず
ポケットに握りしめてる「好き」はまだ言えずにいます一緒に居たい
12
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千野鶴子
赤黄色茶色橙緑白溢れる色を数え歩く秋
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関山里桜
雪の野を一人ながめし寂しさよ返り見すれど友おらずして
17
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ながさき
法師蝉 去りゆく夏を いとほしみ チカラ尽くして 天に訴ふや
20
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たみお
疲れたね ここで一息 入れようか 洒落た言葉は もう出ないけど
9
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まあさ
秋空にゆうべの夢から飛び出して来たような羊雲ほわほわほわ
21
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へし切
前の原 枯れても小池の周りには 花咲き あべ野に秋風ぞ吹く
22
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只野ハル
見えている小さな世界手の届く狭い世界の外に行きたい
15
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夕夏
こいけちるどれんのあたまはげはじめいしんもあらむしゅちょうのゆくへ
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へし切
懐かしきサクマドロップのその中でいつも残るは薄荷の飴玉
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