都詩のお気に入りの歌一覧
秋日好
理科系の父の書棚に紛れてた「愛するということ」という本
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もなca
新緑のベンチにきみと語らえば祝福のように木漏れ日の降る
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もなca
ペディキュアもこんなにきれいにぬれたのに夏の予定は空白のまま
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もなca
やわらかな想いはあふれ 春色の紅ささずとも染まる横顔
81
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もなca
祝うのも祝われるのも下手なのに正しいリズムで来る誕生日
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絮谷新
空に開くこうもり傘に見る夢は海の岬の白いブラウス
41
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もなca
新しいスタートだから肩までの髪をきりりと結んで四月
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もなca
役割を終える寂しさ ゴミ置き場の隅でパンダがうなだれている
15
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もなca
結局はひとりなんだと思う夜 ネットの海を泳ぎ疲れて
22
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もなca
「ひめやかに」と入れれば「姫やカニ」と出てスマホはやっぱり分かっていない
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只野ハル
さよならを言わせてくれる優しさにありがとうまた逢える時まで
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灰色猫
春の午後 恋するように 窓際で 風に吹かれて 詩集読む君
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もなca
春色のパンプスを買うあたらしい季節へひとり踏み出すために
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車男
夾竹桃その毒をもて紅色の花守り抜く潔さかな
20
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もなca
さよならと小さく告げて後ろ手にドアを閉めればゆがむ宵闇
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詠み人知らず
比較とか絶対値とか無いのだよ 愛してるって 物差しがない
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詠み人知らず
秋桜は亡者のごとく手を上げて こちらへおいで 呼びかけている
15
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詠み人知らず
ハチミツにはまっていると言う彼女パンにご飯に顔にまで塗り
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緑川夜枝
床に寝る私を見つけて寝転がり 見えない星を指す君が好き
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秋日好
柔らかい秋の日差しに映えるもの青紫のルリタマアザミ
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