渡邉はるきのお気に入りの歌一覧
粕春大君
風に舞ふ花ふる里の梅が枝に春まつひとの思ひ咲きける
23
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浅草大将
ゆき暮れてふる年の瀬をいと早み心寒くも明日を待たなむ
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浅草大将
散りぬるを集めて和歌の磯の神古き心を指さめ言の葉
15
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粕春大君
わが宿の庭の夏草かれ果てて冬籠もりせり今朝の景色は
16
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浅草大将
ひたぶるに君恋しとやかくなはに思ひ乱るる水茎の跡
8
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浅草大将
白妙のつきぬ真砂か返りゆく波の後より雪ぞ寄せくる
10
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浅草大将
雪の中に春をまつにもいや増して緑は冬をすぎの一むら
5
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浅草大将
しるべなく我は辿りて来ず方のみちの奥なる空ぞ思ほゆ
10
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浅草大将
時ならぬ花の春かと驚けば霜置く野辺に月ぞ降り敷く
4
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粕春大君
乾風吹く三浦の海に漁り火の月無き空へ波間より出づ
8
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浅草大将
打ち寄する波の飛沫と分かぬまで荒磯の巖にかかる白雪
8
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浅草大将
例ふれば人をあやめの心根を泥にまみれつ歌ふべきやは
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浅草大将
いと辛き冬の別れのあさ緑延べでやいかに春を待つべき
12
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粕春大君
白染めの空に小雪の降りたれば天つ虹も雲隠れをり
16
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粕春大君
夜を寒みいよよ身にしむ寂しさに濡るる袖さへ凍みこほりつつ
14
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浅草大将
待ちわびし渡りの今や晩雁も声を雪野に聞くはうれしき
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粕春大君
北辰は冴え朔風は地を裂きて散りし紅葉は池中に凍る
16
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浅草大将
流るともなどか沈まむ泡沫の身にうき事は避くべくもなし
7
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浅草大将
わが恋は逢ひ見ることもたま坂に落ちて行方は知るべくもなし
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浅草大将
この身こそあづまの方にいぬるとも心つくしの君にありなむ
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