あかるのお気に入りの歌一覧
みなま
うぐいすの読経に合わせ声張りて墓石に響かす 今日三回忌
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みなま
ひとりでは祝えぬものと知りながら二十五年目にロウソク灯す
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夢士
まろやかな東風の香流る雛の宵主なき部屋にあかり灯さむ
19
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みなま
夫といた最後の日々が現れて忘れたいのかすがりたいのか
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夢士
晴れ渡る空に向かひて蠟梅の優しきいろの花の芳し
14
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夢士
イブのよい一人寝の部屋いと寂し窓開け放ち降る星を見ゆ
18
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夢士
人がみな寝静まる頃東の下弦の月の姿捉えむ
14
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みなま
分かち合うひとなくすぎる冬のひにたえてしまえよ咲く風の花
15
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みなま
ひょっとしてあなたも帰ってくるようでかつての愛車買い戻す、うん
13
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あかつきのそら
虫の食う野菜の味を知った今 水と空気と土を慈しむ
8
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夢士
神無月そぼ降る雨の濡れ落ち葉運ぶ歩幅の小さくなりぬ
18
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みなま
コスモスの原に風ゆきさわさわとピンクくれない揺らぐ心も
8
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夢士
月流れ雲間に光り見え隠れ冬に入る空月の船旅
15
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へし切
思い出は涙となりてあふれ出で止むをしらずや何の涙ぞ
22
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夢士
シラサギの浅瀬に入りて魚狙う気を消す姿見入り時過ぐ
17
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詠み人知らず
神代より詠み継がれたるやまとうた人の心の種よりぞ咲く
36
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小幸
まだ早いまだ逝くなよと内に秘め 微笑み満たしあなたの前へ
32
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詠み人知らず
くたびれた言葉も好きも要りません「よしよし」してよ仔犬みたいに
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夢士
月替わり残るページの手触りに過ぎし時間を振り返りみる
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すばる
幸せな時が確かにあったから寂しいのだと言い聞かせてる
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