晴華のお気に入りの歌一覧
たちかわ
自由とはこんなに寂しい夕焼けのなかを一人で帰ることです
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じゃこ
前向きに生きるというのは簡単でほら今向いている方が前
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まつり
朝焼けの港に並ぶ鉄製のきりん 静かにまぶたを開く
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@
路線図を眺めて気付く終点は海の近くであるということ
4
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@
瓶詰めにした月光を送るから地球の樣子を教へて。敬具
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林林
ほしのよるうたがこころにみちてくるあすもやさしくつよくありたい
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まつり
ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ遠足へ向かう子どものくぐる改札
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まつり
三月の理科室 きみの遺伝子はきっときれいな色をしている
9
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ムラサキセロリ
ためいきをつくのが上手くなったねと十四歳の僕が絶叫
16
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ムラサキセロリ
なんだって弾いていますビニールのように私は今、無色です
16
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のの子
雨樋でさなぎになった友だちが流れてくのに僕もさなぎで
8
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スコヲプ
六弦を弾くには指が柔らかくもう高校生でもあるまいし
3
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詠み人知らず
調律が合わないままの黒鍵をなだめるように雨音のする
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キタハラ
きこえないでしょう 雪などつもらない街にもしんと悲しみは在る
26
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キタハラ
普通ってなんなんですかもうずっと試着室から出られずにいる
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律
大丈夫。でなくても、たぶん、大丈夫。生きていくしかないのだとしたら。
7
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山本克夫
よあけまえ三半規管を過ぎてゆくこれはやさしい汽笛のようだ
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はだし
プリッツが折れるか折れないかくらいのちからでさわるあなたの背中
3
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迂回
かたつむり曰く「殻は伸ばせますが昔からのファンが根強いんですよ」
3
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東娘
きみからの手紙の封を破いたら 白 きっと水着の跡かもしれない
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