霧影のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
荒磯の「汀際」の恋に身をけずり 第二人格 表に現る
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詠み人知らず
三人が社會道義に反しても生きろ 獨りで死なうとするな
7
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詠み人知らず
氷雨降り仕事さぼりてうたのわに 日本時間を楽しむわたし
4
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詠み人知らず
久方の光煌めく波がしら わが夫と友に思はるる我
2
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詠み人知らず
高原の風に荒まれ縮こまる餘りに遠き波の音かな
7
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詠み人知らず
みをつくし 疑似戀愛に はじけ散る 内面妖し しのばずの艷
11
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日向猫
近頃はめっきり減った喫茶店 カフェじゃ行けない世界があるのに
21
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詠み人知らず
長浜のにほの海べの夕凪にをさなご足を濡らし遊びき
7
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菜種梅雨
ねえそんな優しく髪を撫でないで一人になるのが惜しくなるから
5
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Candy
悔しくて「やめたい」「つらい」は言えなくて口癖は「ドーナツ屋さんになりたい」
8
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Candy
本当の自分って、何だ 職場でも家でも吸えない煙草ふかして
2
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甲斐
自転車のペダルを踏んで夜を游ぐ 二月の闇はわたしにやさしい
4
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朝がお
華一輪 恭しみ添えて咲く野辺に天地やさしくそっと撫でゆく
13
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恵
大事って言葉がこんなに心地いい大好きな人が言う私の名前
30
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雲海
冬の陽のぬくみに触れてしあわせがどこかへ帰る音の無い午後
19
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らてん
早咲きの梅ほころびるお社にのどかな猫とうららかな午後
17
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祐鈴
連休が明けたデスクの上にある、ハワイと佐渡と韓国のチョコ
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もなca
湯上りに花の香りのクリームをゆっくりと塗る木枯らしの夜
14
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みなま
川面には数多の波紋ひろがりて鴨の胸寄すじっと眼を閉ず
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浅草大将
いにしへの姿はままにあらねどもなほ雪けぶる富士の高嶺
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