月野あかりのお気に入りの歌一覧
洩矢転石
もしきみがそれで笑ってくれるなら明日も嘘をついてください
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洩矢転石
きみとなら風の吹くまま地獄花カレンダーは8月のまま
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洩矢転石
変えるのを恐れていない者だけが変えちゃいけないものを知ってる
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洩矢転石
踏み切りを電車が通り風が立つなにかを言ってきみは笑った
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洩矢転石
ぼくは見た。何も言わずに振り返るきみの背中に降る雨を見た。
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洩矢転石
まっしろで小さなきみの小指ほどぼくを惑わすものはないかも
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洩矢転石
ポケットに入れてた自由はいつからか孤独と呼ぶべきものになってた
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洩矢転石
校庭の片隅きみが水を飲む光る蛇口にぼくはなりたい
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洩矢転石
「ありがとう」そう言うつもりでいたはずがなんで「ごめん」と言ったんだろう
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洩矢転石
ぼくはまだきみと別れたあの夏の交差点から歩き出せない
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洩矢転石
ほんとうのことを言えないぼくたちの喜びさえも汚れつちまつた
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洩矢転石
寂しげなきみの視線の先にある大きく育ちすぎたひまわり
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洩矢転石
ぼくたちは確かに大人になったのになんで素直になれないんだろう
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洩矢転石
泣きそうだだって隣にきみがいて「笑ってよ」ってぼくをみつめる
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洩矢転石
あの頃はよかったなぁって思うけどぼくらは昨日にさえ戻れない
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洩矢転石
夏休みぼくらが旅に出る理由リュック自転車あたらしい朝
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洩矢転石
「先、行って」靴紐直すふりをしてきみに近づく一歩の準備
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洩矢転石
「前髪を切りすぎちゃった」「きみのことぼくは好きになりすぎちゃった」
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洩矢転石
左手でちょっときみがふれたのは色づく前の白いあじさい
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洩矢転石
真っ白なノートにきみが左手で器用に書いたぼくの似顔絵
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