へし切のお気に入りの歌一覧
舞
それぞれに忘れたことや違いとか数十年の二人三脚
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うすべに
公園の秋のみのりと赤い実の 映える空掃く高いすじぐも
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杜鵑草
冷房を下げないために刈り上げるCO2を減らすカミ技
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凌霄花
吉備の峰 風の清しさ ゆで卵 打ちてこつんと 鈴虫の鳴く
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継海
バリバリと玄米となる豊穣や 活気づく声 ひつじ雲まで
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ふわり
本当は詠みたい人だと隠してた私をまるごと受け止めてほしい
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敦希
夜半の闇眠れず下弦の月眺む 夫の寝言と秋虫の聲
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恣翁
日脚延び 敷居に届く椽側は 秋の中にし落ち着けるかな
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横井 信
まだ夏を名残惜しんで手を浸すちょっと濁った小川の流れ
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秋日好
鉢植ゑの銀杏は雨に息を吐き最早うすらに色づき濡れをリ
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凌霄花
もう三年 母の形見の 割烹着 着けてはみたが 変わらぬ料理下手
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茂作
罪深くネオンの門を曲がる時マリアの像にひざまづく時
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ななかまど
ふるさとの米は変わらず美味いとの従兄弟のメール何度も開く
9
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杜鵑草
もののふの八十うじの湧く心地して髪を刈りてむ涼しかるべく
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横井 信
昨晩の静かな雨に濡れている畑に種を少しずつ播く
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凌霄花
休刊日明けの新聞は すみません の気持ちを込めて 華やか多色刷り
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茂作
いと遠き昔の泪よみがへるネオンの街を一人行くとき
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うすべに
しめやかな夜の雨音切り裂いて 怒る稲妻天をとよもす
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横井 信
秋雨の雲に姿を隠してる列車の窓の富士の山並
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ふわり
鮮明さ増しゆく雨音 午前二時 我が堕ちるは夢か現か
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