へし切のお気に入りの歌一覧
横井 信
金曜の夜のお風呂でゆっくりと思い浮かべる畑の予定
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うすべに
あたたかい麦茶の湯気のむこうがわ 咲き残る花に夏のおもかげ
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茂作
都邊を遠く來たれば高千穗の 天の逆鉾いわむらに立つ
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び わ
発言の流れを止める策は無し他人の気持ちを考慮し発言
2
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彫出 画
ついていく わたしが言ったことなのに ごめんねなんてなぜ謝るの
1
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茶色
いつもなら無愛想な夫だげど思わぬ優しさほっこりする日
1
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洩矢転石
「嘘なんてつかない」という嘘をつき「わたしも」というきみを信じる
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滝川昌之
寒くても暖色系の妻がいる里芋鍋など取り分けながら
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恵雪
風止みて薄暮の空に影絵なるメタセコイヤの並木美し
7
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横井 信
信号をさっと渡って振り返る駅まで続く赤い街路樹
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恣翁
赤枯れし朝顔残る石塀を包み 降りたる白き夕霧
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茂作
夕暮れや今朝見て過ぎし畑人の 鍬打ちてあり同じ所に
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うすべに
大根の葉っぱかじった虫きえて 朝の寒さにちぢむ干し柿
3
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滝川昌之
武勇伝飲んで語ればハイハイと聴き飽きた妻が酒片づける
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天野まどか
寂しさは宇宙の果てから来たるかな虚ろなまでに抜ける秋空
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萱斎院
いにしへの恋のゆくへもいまさらに もみぢの風にさをじかの鳴く
5
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白雨
恋という問いの答えはわからずに失恋という答えになって
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横井 信
ひんやりと冷たい風にさらされて冬めく暗い曇天の朝
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秋日好
しゃりしゃりと零下を刻む朝迎え出勤できる自分を言祝ぐ
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秋日好
小指にてそっとなぞった口紅の葉陰の山茶花笑みを待ちおり
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