朝がおのお気に入りの歌一覧
ほの香
母が逝く 静かな呼吸安らけく 神になる日のその手を握る
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ほの香
雲ひとつ秋立つ風にあさがほの風格漂ふ青き花色
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詠伝
笑わせてただそれだけで役目もなく意味を成さない私でいたい
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秋日好
ひどければ成人できぬひともある五十三歳心に祈れ
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由縁
ひと匙を慎重にすすめ分けいれば淡雪のごと落下する幸
6
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みやこうまし
台風に雨漏り無くてほっとする 古家に住む老いの気がかり
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詠み人知らず
もちもちの吾子のほっぺを叩いたら こちらが泣けるお仕置きになり
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詠伝
伝わらなきゃ無いことになる気持ちなら 口中にある氷を砕く
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大埜真巫子.
どんどん 恐ろしいほど 痩せていく 感情もまた 切れそうな糸
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詠み人知らず
約束は貴方にとれば破るもの破れかぶれになるわね私
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つゆくさ
西の空 青空バックにキラキラとまぶしい夕日 雲赤く染め
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夢士
それぞれが子連れで寄せる夏休み洗濯の山合宿所のごと
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紫草
透明にあやうきものに誘われて覗く水底素足となりて
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へし切
ひじ枕 団扇揺らせば涼やかに まどろみの中 秋の音を聞く
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栞
台風よ わたしの部屋の真上にて留まれ きみは帰れなくなれ
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詠み人知らず
綿入れを手もみ洗いし部屋に干し 石油ストーブ芯焼きします
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すばる
思春期の真っ只中にいる君は常に大人に異議申し立て
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紹益
長崎で 平和を祈る その時も 中近東で 続く戦闘
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栞
湯上りにきみの寝息を聴きながら帰りの切符を破りたい夜
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みやこうまし
介護とう不自由にあい宿命と思いて松の心を知るや
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