パープルのお気に入りの歌一覧
芳立
みちゆきのをのこをみなの声消えてただ虫の音とひと待ちの月
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大埜真巫子.
あなたの かなしい言葉は純粋で すきとおった痛みを伴う
28
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大埜真巫子.
何を為すときにも あなたは懸命だ 全身全霊 生きているから
25
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大埜真巫子.
真摯な ひとが好きだ 生きるとき そういうひとは裏切らないから
26
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大埜真巫子.
たましいを映しとるようなものを見る 表現者は 身を削るんだ
18
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大埜真巫子.
ほんものの 言葉を聴かせて 偽りを 真実にする くちびる見せて
18
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水ノ衣
病葉を持つ樹木らの声を聴け無知にしては軽率に過ぎ
33
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日向猫
創作はちいさな銀の覗き窓 日記じゃないから面白いんだ
32
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詠み人知らず
ほりべいは東の水に慣れたのか葉書一枚よこさぬ田分け
6
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詠み人知らず
肥大した自負が脳みそ矮小化 本人不自覚 針刺したるわ
5
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詠み人知らず
どこやろか便器に坐して眠ってた 周期律表 見つめたままで
11
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詠み人知らず
お嬢さま誰もあなたに興味ない氷室の奥の奥までないの
6
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詠み人知らず
母さんの炊いたご飯を覚えてる滅多に炊けないご飯だったもの
7
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こまり
淡い海、柔らかな風、シャーベット、となりに貴方、過不足ない春
5
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詠み人知らず
あの日まで記憶をたどり探しても失くした鍵は迷路に消えた
7
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詠み人知らず
筑紫口のロータリーの左手に ちょっと残念ローソンがある
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恣翁
君に遣る何の有るかは 梅手折り せめて一枝の春を贈らむ
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みなま
すかすかに痩せ衰えたシャクトリを哀れみつつも溝に棄ており
7
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詠み人知らず
大空に流れる雲も色を変え濃いと淡いの狭間でわれは
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麻倉ゆえ
喪失感いくら自分を騙しても悲しいものは悲しいらしい
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