光傑のお気に入りの歌一覧
遠井 海
小綺麗な言葉の束に漂えど濁る心に何も届かず
16
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あまおう
幸せも涙も時の「とおりあめ」今度のあなたが虹ならばいい
57
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偽嫁
泥混じり雪解の道のぬかるみも春と思えば踵浮き立つ
38
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紫草
筆をもつ君の手の甲筋張って何をつかんで何を愛した
23
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たんぽぽすずめ。
耳付けて手招きをして可愛いがいつも尻尾は掴ませぬ君
8
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恣翁
月照るも 愁ひに長く閉ざされて 春の記憶は塵に埋もれぬ
40
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もなca
忘れえぬ人の静かなおもかげを湛え今年も紫陽花の咲く
32
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もなca
四方からとりどりの傘がいっせいに流れほどけてゆく交差点
16
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小林道憲
ひとり咲く紫陽花の微笑愛でながら 病養う長雨の日々
21
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紫草
ねむの木の木陰に棲みし鬼の子の花の咲く日の優しき眼
18
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詠み人知らず
違うのよ死を覚悟した青年は生きた証を残したいのよ!
5
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偽嫁
海峡の荒波越えてやっと来た桜が主賓の歓迎会
11
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あまおう
今更に母亡き夜は窓に寄り月無き故に隠れ泣き顔
28
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遠井 海
向いてないながらも母親業をする自分のために買うカーネーション
24
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たんぽぽすずめ。
君だけに詠んだ幾首は次世代の恋の見本にならぬ文です
8
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紫草
陽が射せば必ずうまれる陰のあり招かれるごときみは入りゆく
18
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もなca
降る雨にさす傘もなく君もなくしぐれてやまぬわが想ひかな
25
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詠み人知らず
春雨じゃ濡れて行かない部屋に居り 独居の隅に欠伸の溜まる
15
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詠み人知らず
郷愁にとらわれること随とせず風の音がする旅人はゆく
4
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詠み人知らず
風吹かぬ趣もなし愚にも似て物の哀れは私事に
2
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