小林道憲のお気に入りの歌一覧
Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
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まぽりん
賤が家に誰そ彼来しとしら露に笑みひらけたる夕顔の花
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まぽりん
眉月の影やどすめる夜顔の花ぞあやしく薫り立ちける
25
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凜
筑波嶺に咲けばこそあれ我が桜思ふが故の花もあらなむ
4
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凜
君の名は散ることぞなく花吹雪思ひとどめぬものも惜しけれ
4
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もなca
うす紅の芙蓉ふはりと咲き初めぬ暑さ厳しき折をえらびて
22
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もなca
喧騒にゆがむ都会の夜の隅でひっそり羽化する蝉たちの夏
21
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へし切
西の空ひときわ光る一つ星仕合せ祈り見つめる夕べ
23
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夢士
あれこれと下手な推敲時つぶし日付変わりてまだまとまらず
11
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灰色猫
まだ誰の 色にも染まらぬ 輝きを 纏って駈ける 野生の白馬
27
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悠々
蕎麦黒く村貧しきよ陸奥の屋根にふりつむ雪は重しよ
18
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ながさき
三日酔い 元同僚と 飲む酒は 笑い転げて 歳も忘れて
21
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紹益
この月を 君も何処かで 見ているか 雲ひとつない 透き通る空
20
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へし切
荒れ惑ふ北の大地に住む人の難儀思へば静心なき
20
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夢士
侘助のそっと咲く庭風寒し肩をすぼめむ姿愛らし
18
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小幸
願うのは今この時が永遠に暖炉の炎 からめた小指
16
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光源氏
いたづらに夢や見るらむ戀の端やがて散りはつ春の初花
21
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夢士
正月や屠蘇を祝ひて三が日炬燵に足の根の張るごとし
19
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浅草大将
たみ草を君がにはにぞ守りびと死してしかばね拾ふ者なし
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ふきのとう
歌友と初春を迎うよろこびに言葉紡ぎて絆深めん
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