桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
寸分の 容赦もなしに 照りつける 真夏の太陽 君は偉大だ
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継海
空しきはカーネーションも白百合も 墓前にありて 父母に合わす手
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ながさき
忘れえぬ 少年の日の 想い出は 平和の像の 指し示す天
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横井 信
西陽差す田んぼの上で群れ踊るトンボの羽のきらりと揺れる
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恣翁
屋根の上に広ごる 黒き夜空にぞ 待ちくたびれし目を移しける
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継海
盆過ぎて 夜のしじまもそのままに リリルリ秋の虫の音涼し
9
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Chico
澪標 うねりのなかに詠む歌はなみだの海をわたる舟かも
9
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Chico
椅子ひとつ 未だ生まれぬ僕( きみ )の爲置くひとがゐて そこは日溜まり
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ながさき
夢のごと 去りゆく日々を 保存する 三十一文字の 言葉を借りて
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へし切
君が代も取り殘されし喉佛 苔むす跡のわだつみのこえ
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へし切
青白き仄かに灯る蛍火は今なほ争ふ世界を彷徨ふ
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ななかまど
暑さにも限りありけりツクツクと鳴き始めたる秋の使者かな
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ななかまど
戦争の影なお今も地を覆い八月十五日鐘の響けり
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横井 信
草むらにエノコログサの穂の揺れる夏の終わりの風を見送る
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ながさき
核保有 認めるならば 破壊的 壊滅的な 結果あるのみ
7
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継海
金砂子 しだれやなぎはおともなく 夜空に咲きて夜凪に消えき
6
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Chico
スプーンを持てなくなつた日を記し 待つ 言の葉が形なすまで
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継海
浴衣袖振りて仰げば母の顔 蝶々結びの兵児帯跳ねる
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Chico
洗濯後 一人暮らしの気儘さで冷凍庫へとタオルを仕舞う
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ななかまど
白球を追いて汗飛ぶ甲子園ゆめの入り口いざ甲子園
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