桜田 武のお気に入りの歌一覧
Chico
新夜に廻る定めと覺ゆれば鷄鳴きて 星 散りぬべし
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Chico
統め神も消ぬるがごとき常闇に 一子侘助 くきやかに祈む
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継海
開発が待ち遠しいな全身を写せば分かる人の健康
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へし切
爺ちゃんはお骨になって可哀そう幼き孫が死を見つめたる日
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へし切
一つ木に紅白の花咲かせたる木瓜はのどかに春を招きおり
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ながさき
厳寒の 冬を耐へ抜き めぐりくる 弥生のひかり みちのくの春
9
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ながさき
ホーホケキョ きれいな声で 鳴いている 今年もうたう 変わらぬ声で
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ななかまど
雪溶けの春待つこころの片すみに名残惜しいと思う三月
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ななかまど
われの意の届かぬ先で足爪は伸びるが務めと従順なりき
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横井 信
ひばり鳴く駅のホームで見上げればちょっとくすんだ春の青空
10
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継海
雛鳥よ大粒の雨冷たかろ泣くな母さん側まで来てる
5
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ながさき
雲 一つなき冬晴れの 筑波山 霞ケ浦の水面は ひかる
6
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へし切
お花屋に春がいっぱい咲き乱れなどかウキウキときめく街角
4
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へし切
歳をとり独り暮らしも慣れたけど君がいないとやはり淋しい
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ななかまど
冬芽吹く枝を手折れば春の血が流れるような春日燦々
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ななかまど
雛壇に雪みる雛は寒そうに春のニングル探しておりぬ
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横井 信
ちらほらと梅の花咲く公園の池のほとりに春は集まる
9
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灰色猫
きらきらって文字で表せられる白雪よ絶対的な力に静けさを
7
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茂作
下總は春まだ遠き雛祭 梅のさかりに雪ぞ降りける
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継海
うどん屋の厨の明かり田を照らす主窓辺の影湯気の中
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