鵺吉のお気に入りの歌一覧
千草
散り去ればもう人影もなき夜の静寂を照らす花見提灯
10
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六日野あやめ
夏祭り次の花火が赤ならば伝えてみよう君への想いを
12
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テトドン
秋風や黒き靴下白き肌早鐘打つこの胸は灰色
1
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山々雲
雁わたしもみぢうつくし手のひらを重ねてぬくしさあ秋よこひ
1
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恣翁
月は冴え 遮断機の影くっきりと 今宵死神に な魅入られそ
27
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詠み人知らず
青く澄むガラスの向こうにいる私 あなたから見た私は何色
7
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もなca
ゆっくりと日々を重ねて肩ならべ歩くはやさが今、ちょうど良い
11
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あき
唐突に出雲の神に祟られてきみの前ではくちがきけない
16
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詠み人知らず
紅玉をあつめて作るアップルパイ甘く香れば人恋しくて
12
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ふきのとう
残暑にも九月の空は秋めいて萩に誘われ赤とんぼ舞う
12
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寺田にあ
エアコンのタイマーはもう切れたのにまだ おやすみ を聴けていなくて
5
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岡本歩
超現代社会生存感想欄「みずのなかではいきができない」
9
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横雲
鬼百合の風に靡ける花笑みに君をこそ思へ妻にあらねど
7
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もなca
ペディキュアもこんなにきれいにぬれたのに夏の予定は空白のまま
42
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宇野まゆり
しろたへの衣より出ず細腕に掴みかかりて傷つけたき宵
11
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千草
恋に泣く友の涙の一滴が深淵に棲む我には眩し
31
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恵
離れずについてくるから下駄の音が心地よすぎて七夕祭り
26
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真実
白い肌湯気立ち上る水槽にへばりつく髪金魚の尾ひれ
7
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鳰
もらい手のいないマフラー編み続け冬も終わりぬ君に合う色
6
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笑能子
神ならぬ身故の悶々愉しんで静かにひと山越えてゆく吾
7
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