出汁巻きいろのお気に入りの歌一覧
パープル
巨ほき月の光巷に降り注ぎ昏きに住まふわれをも誘ふ
7
もっと見る
大埜真巫子.
紅い爪 唯一できるレジスタンス いっそ髪も唇も 紅く
14
もっと見る
大埜真巫子.
空のあお ぬり潰されて くろくなる 舞い上がる風 わたしも天に
14
もっと見る
あまおう
まっさらな 洗濯ネットは 渦の中 汚されてゆく 海外派遣
17
もっと見る
詠み人知らず
毎日が楽しかったなあの頃は吾にもそんな青春がある
12
もっと見る
みなま
記す事書く事こそが供養とう言の葉滲みて深く眼を閉ず
17
もっと見る
みなま
煩わしさふえしか貴女の歌見えず野分の風に行方たずねる
12
もっと見る
大埜真巫子.
灰色の雲が涙を 孕んでる わっと泣いて しまえばいいのに
20
もっと見る
詠伝
文字という快楽があり毒があり薬に出来るか自らに課す
18
もっと見る
詠み人知らず
この国はよくなるのだと信じれば 小家族にも福音の降る
10
もっと見る
みなま
初春の通りに笹をたずさえる人過ぎ行きて寿ぎを分かつ
17
もっと見る
祐鈴
床一面、散らばるレゴもそのままに、寝息たており、痛くないのか?
17
もっと見る
詠み人知らず
恋人がサンタクロース?ざけるなよ みんな血ぃ出しはたらいてんねん
4
もっと見る
詠み人知らず
表現の 自由を制限 されてまで私は歌を 詠みたくはない
4
もっと見る
高見澤マツノ
このままでいいわ あなたが好きだから笑いあえたらそれだけでいい
4
もっと見る
恣翁
休日の湯船浸かれば 流し場の隅に 黄昏漂へりけり
18
もっと見る
詠み人知らず
自らが掃除をすべき場所ならば 進んで座りそれを済ませる
11
もっと見る
詠み人知らず
恋人に偶さか妻子があったので 偶然妻子があったので
9
もっと見る
祐鈴
どろみずが たっぷり入って 大きくてうっとり話す 泥んこのきみ
13
もっと見る