恵のお気に入りの歌一覧
月虹
絶妙な間合いで笑いこけている二人に似合う帽子をください
41
もっと見る
河のほとり
咲く花の光も失せて朧なる月ばかりこそ春をとどむれ
20
もっと見る
天鳥
泣いたのよあなたが歌を歌うから桜よどうか涙隠して
6
もっと見る
己利善慮鬼
悲しみを注ぐ心は深く澄みて祭りの後の金魚が泳ぐ
7
もっと見る
へし切
もてあます暇のはざまにもの思ふ虚しき空にかかる浮き雲
23
もっと見る
翠燕
貧しくも 温情なること 大切と いくら粧せど 心にかなはず
17
もっと見る
秋日好
無理をしてなければいいが じゃがいもを湯がいてチキンはオーブン焼きに
16
もっと見る
KEN
わらべうた誰ぞ歌ふと目をやれば水芭蕉たちせせらぎに咲き
12
もっと見る
KEN
なずな摘む乙女の髮はさらさらと風に淺香の今日の午後かな
16
もっと見る
秋日好
ヴィオロンの音さえ逆撫でする夜は何かに熱中しないと危ない
17
もっと見る
詠み人知らず
吹き渡り光降らせてゆく前のブルーグレイな曇天を飼う
8
もっと見る
詠み人知らず
いっぱいに広がる青草そのなかのダンデライオンぽぽぽと黄色
10
もっと見る
リクシアナ
騒夜あけ音色澄む街有線の誰ぞ選りしかリュートの調べ
18
もっと見る
リクシアナ
春の霜とけて蒼空映す田に白鳥群れて落ち穂ついばむ
23
もっと見る
河のほとり
寝もせずよ遠くなりゆくいにしへを散り果てぬ間の花にまかせて
7
もっと見る
河のほとり
散るはただ雪にやあらむ夢なりし花をまだしき時にかへして
10
もっと見る
KEN
時惜しみ殘る櫻の一厘を雫に返す雨の思ひは
16
もっと見る
煩悩
かすみゆく我が夢のより我がこころはすこしはやくてきょう花曇り
9
もっと見る
煩悩
ひぐらしの羽根をたくさん集めては詰めこんでいくランドセル水色
10
もっと見る
クロネコ
すれ違う 淑女の姿に 振り向くや 見紛う旬の 枝垂櫻なりけり
6
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[238]