hanaのお気に入りの歌一覧
風花
餌に寄るカモメの群れは旋回す 校庭を駆ける子の無邪気さで
16
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詠み人知らず
道路脇よごれた雪の壁の立つ 純白のまま溶けたかったと
21
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詠み人知らず
駅なかの肉まん焼きいも並ぶ人 きっと小さなリア充なんだ
9
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悠々
背伸びして雲と呼び合う若竹のわれにもあらめその直ぐごころ
41
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律
あきらめることではなくて あきらめがつくってことが大事なんでしょう
6
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朱宮
先輩は強いですねと言う君のカップの中身はブラックコーヒー
8
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詩月恵
変わらない優しい声にほっとするやっぱり君がまだ好きみたい
11
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ふきのとう
じりじりと照りつける陽にわずかなる日影に寄りて信号を待つ
13
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わらこ
指先が伝えた恋を指先で実感している君の手の中
5
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緋色
秋風を風船に詰めアンニュイなあの子の前で爆発させる
10
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須藤以心
さす役もさされる役もずぶ濡れる力士偶数月の合い傘
3
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詠み人知らず
真白なる花のしづかに降りしきて光のむすぶ春風の道
23
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栞
春の日を描くには色が足りなくて青と黄色で緑をつくる
12
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蜻
引っ越した土地で初めて見る月はふくらみかけのまろやかな白
6
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銀ねず
納豆に描いたカラシのお星さまを見られちまった 男ってヤツぁ
6
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詠み人知らず
順番に回されていく色紙にはまあるく言葉の花が咲いてる
4
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鹿男あほでよし
不幸中の幸いばかりかき集め、「幸せ」という幸福がある。
8
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海生ろらび
雨あがり 水面に添えて桜花 掬いて飲むは 純春の味
7
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卯月
上を向いて歩きましょうか「きぼう」なら高度400キロで輝く
7
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ちょうのすけ
「うたのわ」が繋ぎし縁に ひとの輪の広がり思う 和歌の宴よ
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