竜胆のお気に入りの歌一覧
もみじ☆彡
薄墨の 雲を透かして 夕映えの 紫苑に染める さまぞゆかしき
14
もっと見る
富鴨
少年の高き声音は澄みにけり濁る心に溶ける涙は
18
もっと見る
紹益
製糸場 世界遺産に 決まれども 忘れてならぬ 女工の哀史
22
もっと見る
すばる
大人しく並んでいても順番は回ってこない恋のブランコ
29
もっと見る
あまおう
居心地の よさげな川に 群れている 魚のように きみの傍ら
24
もっと見る
もなca
葉の陰にひかるみどりの珠つらね夏の陽射しを恋うミニトマト
21
もっと見る
あまおう
一瞬で片を付けます そんなこと、だからあなたの上司なんです。
31
もっと見る
もなca
つつかれて威嚇しているザリガニを子はバンザイをしていると言う
29
もっと見る
inosann
優しげに見上げてくれてるタンポポはうつむく僕の太陽みたいだ
34
もっと見る
南美帆
私より私の事をわかってるその言い方が嫌だけど好き
4
もっと見る
南美帆
逢いたいと打つことさえも憚られ携帯眺め夜も更けにける
7
もっと見る
村上 喬
梅の実の青くすみたる酒瓶に今年の夏の光ゆれおり
42
もっと見る
みなま
かなたより届くあなたのその声に肩の荷軽く心しずまる
11
もっと見る
遠井 海
プール際しずくの伝う六歳はすでに女の空気をまとい
19
もっと見る
芳立
しきたへの手枕になほ潮の香もかすかに君は海になりつつ
14
もっと見る
恣翁
縁側の新聞 風にはためくを見つつ 冷えたる麦茶飲み干す
21
もっと見る
光源氏
しづかなる薔薇の薫りにいだかれて時は経にけり夏の夕暮れ
12
もっと見る
詠み人知らず
どことなく大きくなって帰国した君の心の青い地球儀
43
もっと見る
みなま
二回目の入院前夜 口数の減りし夫に いよかんを剥く
34
もっと見る
芳立
子ぎつねが白き毛糸の手ぶくろに拾ひし定期券のゆきさき
8
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>