メガネのお気に入りの歌一覧
さる
病院の待合室に光さす幼子唄ふジングルベルを
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詠み人知らず
今日もまた命つないで乳飲み児の顔みて祈る神無月かな
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詠み人知らず
70パーセント引きのスカート購入し何もなかった夏を弔う
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光源氏
おぼろなる會津の城に涙して月の影さへいとふ露の身
12
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ペニーレイン
三十一文字せめて狂気の宿らぬかこころ確かと いう思い込み
8
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詠み人知らず
淡青に白を浮かべてやはらかに芽ぐむ柳に雨はふりつつ
10
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詠み人知らず
青にびの重ねて遠き山かげを押して照らせる大屋根の月
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芳立
暑き田のひと枚ごとにみどり穂のこがねに染みて秋の更けまく
20
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浅草大将
蝉しぐれなほふる郷も秋来れば夕べの風にすずむしの声
21
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螢子
月愛でる心教へし人のあり君はなくとも月は出でたり
29
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詠み人知らず
一日の命いっぱいさきほこるほていあおいの花ぞ美し
24
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すみすみ
東行と刻まれし墓の立つ見えて思はず涙こみあぐるかな
19
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すみすみ
「今あるはあなたのおかげ」と心から墓に眠れる君に伝へん
16
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すみすみ
おもしろき世をつくらんと東行に誓ひしことを我忘れめや
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みずたまり
命日はせめて夢にて会えたらと子供のように浅はかな夢
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歌織凛
銃声の聞こえぬ国に苦を生きて露と消えゆき千の魂
8
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車男
背を丸めし媼の如き白鷺が向こう岸より我を見ている
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悠々
御精霊舟浮かべてゆかん夜の河こぎゆく岸に母待つなれば
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彷徨子
幾万の蝉のはかなくなりにけむ秋めく風に声つゆ聞かず
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彷徨子
もろともに過ぎにし日々は夏八つ団扇破れつ戦友の傷
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