浅 草 大 将 平成二十年十一月二十八日
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楓 平成二十一年七月二十六日
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鷹 雪 平成二十年十一月十三日
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只 野 ハ ル 平成二十一年一月十八日
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愚 理 倫 平成二十一年九月二十六日
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- リンダ 四つ折りに畳まれた札握らされ玄関先で母が見送る
- キタパラアサメ 生きているための理由をGoogleでさがして今日も午前四時です
- 羽うさぎ きみたちはそのまま走っていきなさい梅雨の晴れ間のまばゆいひかり
- falcon ベランダにシャツ干す女が手を止めて眺むるかなた虹うすれゆく
- coconuts 悲しみのコトバにすべて鍵かけて今はぼんやり風を聴いてる
- 浅草大将 身にしみて心に深くささめ雪ふりし道には跡もなければ
- 竹本未來 眞夜中の冬の匂ひがたつぷりするきらきら雪に猫のあしあと
- 桔梗みつき 幻のように生きたる君なれば朧月夜に会うやもしれぬ
- 白女 あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
- 詠み人知らず 目立たない君の落書き メモ帳のパラパラ登る太陽が好き
- 羽うさぎ わさび田にほたる飛びかう星月夜だいじなものはかすかにひかる
- 詠み人知らず 赦すときあなたは自由になるだろう自由になるとはそういうことだ
- 猿ノ丞狂介 わが恋はしのぶ一筋 言ひ寄れる敵殴るべし 人のとぶまで
- しまやまひかる とべるはずないのにどこかしんじててくだりざかではてをひろげている
- 空音 向かい合う眼鏡の君の白いシャツ 眩しい恋はたった2駅
- 人 さわこ 羊メェ ライオンがおー 象パオーン キリンしゅぷるぐぇっぐどぅーん
- 恭 子・・ 良き歌は授かりしもの無防備なわれに天より降りて来るもの
- 下地杏 思い切りビールの缶を蹴飛ばして関東平野に撃ち落とす月
- キタパラアサメ 内臓のひとつに赤い花が咲き侵食されてゆくような恋
- 谷川めぐむ カセットをひっくり返す手間くらいあっていいよな 今となっては
- おとも ここらでは黒い暖簾が流行りかと見紛うほどな窓の干し柿
※ご応募頂いたうたの中から、得票数の多かったうたについて掲載しております。