加祢さん
のうた一覧
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ひとすぢに笛の音をきくしづまれる神霊のまへに余韻ふくみて
平成二十二年五月三十一日
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草の根は雨の助けをかりてなほ日ごと生ひ出づあなどるなかれ
平成二十二年六月九日
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雨=天 かりて=刈りて
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天地を動かすといふ言の葉のあまたに生へばとはに栄へり
平成二十二年七月四日
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浅草大将様のお歌に学ばせていただ...
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熟成しまろやかに鳴るセミアコの薄らに虎の模様浮かひて
平成二十二年七月三十日
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何十年も寝かせていたというギター...
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何時もおてんとさまに感謝して為す曾祖母にならふてゆかむ
平成二十二年八月五日
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言うは易し…ですが、少しでも近づ...
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異なりし君と我とのリズム聞き重なり合へば自由に鳴れる
平成二十二年十月三日
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もっと細やかであれば。
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カラフルな花や剣になりゆくを親子で見入るバルーンアート
平成二十二年十一月十四日
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お気持ちの箱なかさびし同じ色
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とふ春を待ち焦がれゐる君なれば野辺咲く花のこゑも届かず
平成二十二年十一月二十四日
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言葉が適当ではない気がしたので訂...
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あの頃の我を見るやうブルースのギタリストの名嬉々と言ふ君
平成二十二年十二月三十日
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ブルースギタリストのStevie...
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ガサガサに荒れし吾が手にキラキラのネイルアートやリングは可笑し
平成二十三年一月五日
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菖蒲とぞききて心の定まれり思ひは和歌に納まらぬれど
平成二十二年五月七日
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芳立様に菖蒲と勝負を掛けたお歌を...
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ふりさめて色濃くゆるる草花のささへなりける土かたまれり
平成二十二年六月四日
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絶ゆるれば如何に楽かと思ひつむ三十の年月に関心のなく
平成二十二年六月十一日
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芳立様と浅草大将様のお歌に掛ける...
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ほととぎすなくは前より聞こへどもなかさるるとは思はざりけり
平成二十二年七月三日
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時鳥の曲は、ほととぎすの和歌が歌...
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火薬より美しき花こしらへて夜に咲かせたる日の本の民
平成二十二年八月四日
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ひとしづくほのかに香るハーブティー小さきカップにぽとりと淹れる
平成二十二年八月五日
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はなはな様のアリエッティのお歌に...
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四方にそびゆあをみづやまのかはをゆく一葉舟あり小橋ゆみむ
平成二十二年九月十三日
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空に映ゆ日の丸すがし風吹けば葉のゆすりねに鳥もやすめる
平成二十二年十月二日
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本日は33都道府県で一斉に、尖閣...
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秋茸の香りふうじて炊き込めし飯ほのかにて味覚澄ませり
平成二十二年十月八日
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思ったより薄味になってしまいまし...
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如何ばかり嬉しかるらむ待ちに待ちしコウノトリ運ぶおくりものには
平成二十二年十月九日
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何年も待ち、先月授かったと聞いて...
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