水島寒月さん
のうた一覧
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ゆふされば野焼きの煙流れ来て富士のやま影やや霞みたり
平成二十二年十二月七日
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明滅をただ繰り返へす街路燈の照らせる道を我れ帰へり来ぬ
平成二十二年十二月六日
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道のべにひと待つごとく傾ぎつつうすもも色に咲ける秋桜
平成二十二年十二月五日
5
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もろ腕に抱き上げたるみどり児の命の重みちひさく揺する
平成二十二年十二月五日
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屈託を抱へしままに灯を消せばひとつのみ鳴るとほきいかづち
平成二十二年十二月五日
5
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青く黒みて暮れゆく空を鳴きもせで鴉のふたつ飛びゆきにけり
平成二十二年十二月五日
3
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白富士の白さも白き朝なれや妻は厨に味噌汁を煮る
平成二十二年十一月二十九日
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ゆるゆると今宵の酒に酔ひにけり潤目鰯をかるく炙りて
平成二十二年十一月二十九日
2
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いろは坂にもみぢの盛り伝へゐるニュースを妻と炬燵に見れり
平成二十二年十一月二十八日
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寒つばき夜来の雨に洗はれてその白き色輝きにけり
平成二十二年十一月二十七日
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街燈の小さく照らせる舗装路の冬へ連なる夜を帰へり来ぬ
平成二十二年十一月二十五日
2
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ぽつぽつと街灯の灯の点りゐる暗き風ふくみち帰へり来ぬ
平成二十二年十一月二十五日
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群青の徳利を満たす一合の酒をこよひは海と呼ぶべし
平成二十二年十一月二十二日
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ふたりとふ言葉うれしき暮れ方につやつやあをきぎんなんを食む
平成二十二年十一月二十二日
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小春日の草はらにゐてすずめ等の虫つひばめりまるまるとして
平成二十二年十一月二十二日
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かさといふさやけき秋のおとを聞く桜もみぢの路をふみつつ
平成二十二年十一月二十一日
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こほろぎのひとつ鳴きゐる草むらを過ぎむとすれば鳴き止みにけり
平成二十二年十一月二十一日
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稲わらを焼きゐるならむ薄けむりただよひくれば秋ぞ極はまる
平成二十二年十一月二十日
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真実はひとつに非ず秋の風彼奴にひとつ我れにもひとつ
平成二十二年十一月十九日
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境内に異臭は満ちて大銀杏今年も残りひと月となる
平成二十二年十一月十八日
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