水島寒月さん
のうた一覧
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反り返へりうす白き腹揺らしつつあかき金魚は今朝死にてをり
平成二十三年二月二十一日
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梅が枝に梅の咲くこそ愛しけれ母よわたしはあなたの子です
平成二十三年二月十六日
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光こそやはらかなれど丹澤ははだれ雪して風冷たけれ
平成二十三年二月十四日
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ひそやかに呼び合ふごとく白梅の日ごとに咲くを日ごとに眺む
平成二十三年二月十三日
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亡き父と別れをせむとする朝の陽は昇りくる八景の海
平成二十三年二月十三日
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木枯らしを聞く黒き夜に湯たんぽのまろき温みを確かめてをり
平成二十三年二月十日
2
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木枯らしは荒みて夜べの湯たんぽのまろきを足の先に確かむ
平成二十三年二月九日
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漱石の享年を我れ過ぎにけりただ我が生を我れは生くべし
平成二十三年二月七日
5
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制服の太もも白きをとめらのみち塞ぎをれば歩をゆるめたり
平成二十三年二月七日
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丘の上の光あかるき病室に癌をいだきて父はゐますや
平成二十三年二月一日
5
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焼芋のにほひは来り如月の光あかるき商店街に
平成二十三年二月一日
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今朝の枝につぼみを解く白梅の匂ひとともに春を吸ひ込む
平成二十三年一月三十一日
6
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椋鳥のほくり返へせる樟落ち葉音かろくして我れに好もし
平成二十三年一月二十九日
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熱き湯に肉塊ひとつ沈めたりこれが私の全部であるか
平成二十三年一月二十六日
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草の根を分けてボールを探しをりその切なさは人生に似て
平成二十三年一月二十五日
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浮き玉は深きみどりの硝子玉港の隅にかた寄せてあり
平成二十三年一月二十四日
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湯たんぽのまろき温みをたのみつつ真暗きへやに目を瞑りたり
平成二十三年一月二十三日
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夕暮の書きぐせ著き短冊を読まむと指は宙をなぞれり
平成二十三年一月二十二日
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脱ぎ捨てし運動ぐつの片方の裏返へりゐる冷たき三和土
平成二十三年一月二十日
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夜の蜘蛛の壁を伝ひて逃るるを何ゆえ我れは追はむとするや
平成二十三年一月十八日
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