水島寒月さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ゆるゆると歩みて行かば牧水にゆき逢いそうな松の林や 平成二十二年五月十六日 11 もっと見る
- 交換の特急列車到着し金太郎ざくら見えなくなりぬ 平成二十二年五月十六日 3 もっと見る
- 初夏に緑膨らむ御社の何処に在るや郭公を聞く 平成二十二年五月十五日 5 もっと見る
- 郭公の決然啼くを見上げたりしばし自転車漕ぐ足を止め 平成二十二年五月十五日 4 もっと見る
- うす蒼く明けゆく空の下にゐてもだもだし居り心疲れて 平成二十二年五月十四日 2 もっと見る
- 長きもの終には我れを巻くならんさりとて世捨て人ともならじ 平成二十二年五月十四日 4 もっと見る
- 哲学の字は大袈裟と思いつつそれらしきもの胸に秘め居り 平成二十二年五月十四日 5 もっと見る
- 如何にせん我が憤懣を如何にせん古き写真を破りなどする 平成二十二年五月十三日 3 もっと見る
- くだされし人の名を取り名附けたるウエハラさんは花芽を附けぬ 平成二十二年五月十三日 7 もっと見る
- アカヒレをふたつ入れたる水槽は小さくありて苦情も聞かず 平成二十二年五月十三日 2 もっと見る
- いつしかに小雨は止みて藤村の冥れる寺ぞ松すぐろける 平成二十二年五月十三日 1 もっと見る
- タクシーの運転席に梅問わば今年は少し遅いと応う 平成二十二年五月十三日 1 もっと見る
- 大風の去りにし朝に真白なる富士の近さよ丸薬を飲む 平成二十二年五月十二日 2 もっと見る
- 別々の暖簾潜りて浸かる湯を休み処に評判をする 平成二十二年五月十二日 2 もっと見る
- べつたりと咲く菜の花のただ中を菜の花いろの氣動車走る 平成二十二年五月十二日 3 もっと見る
- 遠き日の浜に拾いしごま石のまろき白さをただ懐かしむ 平成二十二年五月十一日 4 もっと見る
- 蝉が身を哀れと思う我れもまた地球にとまる蝉にやあるらん 平成二十二年五月十一日 3 もっと見る
- 夕暮も訪ねたるらし城山のみみづくの寺蝉時雨る哉 平成二十二年五月十一日 1 もっと見る
- 懐しき匂いは落ち葉焚くならん雲垂れ籠めて秋暮れんとす 平成二十二年五月十一日 2 もっと見る
- 幸せに大小あるや知らねども君と守らんささやかをこそ 平成二十二年五月十一日 3 もっと見る
