水島寒月さん
のうた一覧
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歌会の始めに捧ぐ黙祷の静寂は深き長月半ば
平成二十二年九月二十三日
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微糖とふ缶コーヒーのほの甘さ苦みの先に隠れてゐたり
平成二十二年九月二十一日
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小吉と吉との違ひ問ひ給ふいづれもほどのよき吉ならむ
平成二十二年九月二十一日
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蕎麦の花揺れゐる野べを過ぎ行きてちひさき旅の終はらむとする
平成二十二年九月二十一日
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格斗を重ねかさねし夕暮の文庫となりて掌のうちにあり
平成二十二年九月二十日
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しぼり出すごとき声してみんみんのひとつ鳴きゐて暮れ渡りゆく
平成二十二年九月二十日
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人麿のうたに詠まれしかぎろひを見むとて暗き山道をゆく
平成二十二年九月二十日
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火の球に灼き殺されし百万の生きもの思ふ炎天の下
平成二十二年九月十七日
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影ばかり残して失せし人ありと知りたればただかうべを垂るる
平成二十二年九月十七日
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秋づけば早朝の気は迫り来て白きカップに珈琲を注ぐ
平成二十二年九月十七日
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豊かさは読みたき本の二三冊書棚に在りて迷ひゐるとき
平成二十二年九月十七日
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小上がりに昼の酒酌む江戸村の蕎麦の実味噌の香ばしきかな
平成二十二年九月十七日
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ささやかな諍いさえものちの日の記念なるべし鬼怒川の宿
平成二十二年九月十六日
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杉の葉は朝日の秋に照り映えてすずめの來ればわづかに搖るる
平成二十二年九月十四日
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静やかに苔むす小径巡りつつ逍遥園のいちいに出会う
平成二十二年九月十四日
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遠き日の記憶を辿りひぐらしの門を潜りて右手に進む
平成二十二年九月十四日
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ひと知れず旧き地層に抱かれゐる化石の貝のごとく眠らむ
平成二十二年九月十二日
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色浅きどんぐりふたつ拾ひたり掌にころがせば秋の音する
平成二十二年九月十二日
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ようやくに朝の日差しの和らぐと妻は笑みつつ雨戸を開くる
平成二十二年九月十二日
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生くること我れに虞るる想ひありかなかな蝉の鳴く夕まぐれ
平成二十二年九月十一日
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