水島寒月さん
のうた一覧
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あかときの浅き夢にや蜩のふた声鳴きて秋立ちぬらむ
平成二十二年八月十二日
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生くること虞るる想い我れにあり胸の内なる物差を当つ
平成二十二年八月十二日
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ゆく夏かひと日の生の極みとて蝉は鳴きおり樹の揺れるまで
平成二十二年八月十九日
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青柿のみつしり成れる梢先を秋めく風のふと吹き過ぎぬ
平成二十二年八月二十七日
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何ゆゑにか心の奧の瘡蓋を毟らむとする我れのまた在り
平成二十二年八月二十八日
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吾子抱きて里の秋など歌ひゐるあかとき来りしほの甘き夢
平成二十二年八月二十九日
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硝子窓の外面に夜の蟷螂はそのやはらかき弱みを晒す
平成二十二年八月三十日
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ヘブンリーブルーとふ名のあさがほの涼やかに咲く朝となりぬ
平成二十二年九月五日
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虫どもの声しづまりて明けの空いつとは知れず秋深みゆく
平成二十二年九月十一日
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豊かさは読みたき本の二三冊書棚に在りて迷ひゐるとき
平成二十二年九月十七日
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小吉と吉との違ひ問ひ給ふいづれもほどのよき吉ならむ
平成二十二年九月二十一日
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焼け焦げて横たはりたる秋刀魚かな汝れが故郷の物語りせよ
平成二十二年九月二十六日
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トンネルを抜けて刈り田に赤あかと並び咲きゐる彼岸花見ゆ
平成二十二年九月二十七日
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うろこ雲浮きゐる空のその奧へ消えゆく鳶を見上げて居たり
平成二十二年十月四日
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夕されば通用口の木斛に差す秋の陽の細くなりゆく
平成二十二年十月七日
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ひとひらの風運びくる柿紅葉秋より届く短き手紙
平成二十二年十月十一日
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やはらかに国訛りする少女ゐてほほのうぶ毛もゆかしかるべし
平成二十二年十月十八日
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末枯れたる百日紅の枝先にわづかに残るくれなゐの花
平成二十二年十月二十五日
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交換の上り列車を待ちながらときに車掌は桜を見やる
平成二十二年十月二十六日
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果てしなく烟草のけむり昇りゆく真青きそらに雲渡りけり
平成二十二年十一月十四日
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