水島寒月さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
交差点に迷い入りしか白き蝶よ汝れは何処の春野にか舞え
平成二十二年五月十九日
5
もっと見る
降り止まぬ氷雨に濡れて白梅は甘やかな香を低く流して
平成二十二年六月二日
5
もっと見る
槙の木のむこうに夏の雲湧きぬ白磁のごとき雲であるかな
平成二十二年六月四日
5
もっと見る
大会への出欠確認せんとして架ける電話に若狭弁きく
平成二十二年六月十四日
5
もっと見る
霧晴れて見渡すかぎり高原にニッコウキスゲ咲き居りし夏
平成二十二年六月十七日
5
もっと見る
ふり返りふり返りして来し方を悔やみてあれば紫陽花の白
平成二十二年六月二十一日
5
もっと見る
開きしも開かんとする花もあり萎れゆきたる花もまたあり
平成二十二年六月二十八日
5
もっと見る
いずれかが先に死ぬるを思いたり酒場に友と差し向かい居て
平成二十二年六月二十八日
5
もっと見る
低く飛んで紋白蝶の止まりなばしろつめ草は束の間と揺る
平成二十二年六月三十日
5
もっと見る
雲去りて風の清かに吹きくれば小綬鶏の声にわかに近き
平成二十二年七月二日
5
もっと見る
花ぶさの短き藤を詠み給いしうた人ありて革命を為す
平成二十二年七月三日
5
もっと見る
喉元へせり上がりきし言ひたきを言わねば腹の膨るると云ふ
平成二十二年七月五日
5
もっと見る
大声に喚きたこと多けれどそを呑み下し乱雲を追う
平成二十二年七月六日
5
もっと見る
線香の香は流れきて旧の盆苦瓜のはな咲きいるを見ゆ
平成二十二年七月十五日
5
もっと見る
仰ぎ見て晴れ渡るそら我が胸に映してひと日生きゆかんとす
平成二十二年七月十六日
5
もっと見る
理不尽を堪うるべきや夜半の雨叩ける音をただ聞いて居り
平成二十二年七月二十五日
5
もっと見る
苦瓜は親指ほどとなりにけり葉かげにひとつぶら下がりゐる
平成二十二年七月二十六日
5
もっと見る
鷺草は花白きこそ儚けれ八月の空晴れいるものを
平成二十二年八月二日
5
もっと見る
登り来てみみづくの寺蝉のこえ相模の海の間近に見えて
平成二十二年八月六日
5
もっと見る
点々と蝉の骸は八月の舗道に在りて終戦の日よ
平成二十二年八月十五日
5
もっと見る
[1]
<<
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
>>
[33]