水島寒月さん
のうた一覧
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おかあちゃん小さく声に出してみん我れは幼のままであるべし
平成二十二年五月四日
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おのおのは物云わぬこそ貴けれ目高は春の水に群れおり
平成二十二年五月八日
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しっとりと木目に触るる心地して調べやさしき歌読みたれば
平成二十二年五月十日
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片付かぬ気掛かりひとつ抱えつつ城の下なる古道をゆく
平成二十二年五月十日
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遠き日の浜に拾いしごま石のまろき白さをただ懐かしむ
平成二十二年五月十一日
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長きもの終には我れを巻くならんさりとて世捨て人ともならじ
平成二十二年五月十四日
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郭公の決然啼くを見上げたりしばし自転車漕ぐ足を止め
平成二十二年五月十五日
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静やかに立つ黒松が根の元にうねくる生の激しきを見つ
平成二十二年五月十七日
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余所ながら刈り込まれたる木犀を惜しみて妻と草餅を食む
平成二十二年五月十八日
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芝草に十許りきて椋鳥の地虫啄む初秋であり
平成二十二年五月二十一日
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焼海苔が動きいるごとへたへたと昨日孵りし子亀歩めり
平成二十二年五月二十五日
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苦瓜は本葉を四つ出しにけりほどなく梅雨に入らんとすれば
平成二十二年五月二十九日
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ひともとの槙の木はふと夕映えて心の澱の鎮まれるかな
平成二十二年五月三十日
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黒松に梯子懸けいる職人の手仕事見つつ記念館辞す
平成二十二年五月三十一日
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さんざんに迷いようよう行き着きぬかやの木聳ゆるみみづくの寺
平成二十二年六月六日
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水無月の空より落つる雨つぶは我が心さえ射抜きゆきけり
平成二十二年六月八日
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自転車に追い越しゆけるシトラスの青きかおりをなつかしみ居り
平成二十二年六月九日
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はつ秋の小雨に濡れる砂利を踏む鴫立庵は小暗く在りて
平成二十二年六月十六日
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和太鼓は気合い鋭くはつ夏の土のおもてを揺るがして鳴る
平成二十二年六月十七日
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百円にて求めし菫いろ冴えて命に値あるべくもなく
平成二十二年六月十七日
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