水島寒月さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
あを草に背を圧しつけてそらを見るその心もて我れは生くべし
平成二十三年三月七日
5
もっと見る
少年の我が死なせたるひよこ幾羽そが魂はけふ何処に在りや
平成二十三年三月七日
2
もっと見る
水底に息するごとき心地せり降り籠められて我れ居りたれば
平成二十三年三月七日
4
もっと見る
とほき日に初めて嗅ぎし黒髪の髪のにほひの忘れ難きも
平成二十三年三月七日
1
もっと見る
いつの間に鳩の去りにし電線のわづかに揺れてやがて静まる
平成二十三年三月七日
3
もっと見る
こひ猫のくぐもるこゑを聞く夜に中勘助の詩集読みをり
平成二十三年三月六日
4
もっと見る
背中より呼ばるるごとく白梅の深き匂ひに振り返へりたり
平成二十三年三月三日
3
もっと見る
鉛筆を削ればふいにとほき日の甘き痛みは顕ち上がりくる
平成二十三年三月三日
1
もっと見る
糞垂れてすずめ飛び去る電線のわづかに揺れてやがて静まる
平成二十三年三月一日
3
もっと見る
はね除ける布団のごとく手荒くもひとに対しし事もありにき
平成二十三年三月一日
4
もっと見る
浅ければたまゆら光る川面ゆく枯れ葉は水の底に影して
平成二十三年三月一日
6
もっと見る
コラーゲンパックとふ名の白き面かむれる妻とサザエさん見る
平成二十三年三月一日
4
もっと見る
白梅の咲き盛りゐる塀越しに主と会釈交はして過ぎぬ
平成二十三年二月二十五日
4
もっと見る
つけ麺の冷めたるつゆの頼りなさ言ふべきことは言はねばならず
平成二十三年二月二十四日
5
もっと見る
アスファルトを打つ雨音のやさしけれ雲の切れ間に春の陽は降る
平成二十三年二月二十四日
4
もっと見る
馴染みきし鶫とけふも遭ひにけりそろそろ名など聞かせてくれろ
平成二十三年二月二十二日
3
もっと見る
煮崩れてわづかに苦き大根を繊維に沿ひてゆっくりと噛む
平成二十三年二月二十二日
5
もっと見る
凍てつける真黒きそらにオリオンを見上げて我れは少年となる
平成二十三年二月二十二日
4
もっと見る
黒猫は呪文のごとき鈴の音を残して闇の一部となりぬ
平成二十三年二月二十二日
5
もっと見る
飛び来る鶫とまれば電線のちひさく揺れてやがて静まる
平成二十三年二月二十二日
3
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[33]