水島寒月さん
のうた一覧
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木の下に忘れられたる竹箒のありてひと日の暮れゆかむとす
平成二十三年三月二十七日
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降りかかる香を深ぶかと吸ひにけり白き辛夷の咲き盛りゐて
平成二十三年三月二十七日
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七七忌を済ませて戻る亡父の庭に吉野桜の咲き初むる見ゆ
平成二十三年三月二十七日
5
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求め来し鯵の干物を炙りたり計画停電実施と聞きて
平成二十三年三月二十二日
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病妻とただ雨音を聞きをれば計画停電始まらむとす
平成二十三年三月二十二日
4
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秋色と呼びたき色のありにけり桜もみぢは朝の陽に映ゆ
平成二十三年三月二十一日
2
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駄菓子屋へ巻き玉買ふと走りたり我れは昭和の少年なりき
平成二十三年三月二十一日
1
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くろぐろと春の雨ふる枝に来てつぐみは何ぞもの思ふらし
平成二十三年三月二十一日
2
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おほ波に舐めつくされし列島に染井吉野は花を開きぬ
平成二十三年三月二十一日
2
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思ふことある風情にてしっとりとつぐみは春の雨に濡れをり
平成二十三年三月二十一日
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暗闇に蝋燭の火を見守りつつとほきむかしを話し出せり
平成二十三年三月十七日
2
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蝋燭を点して過ぐる小さき夜にむかしがたりのこゑやはらかき
平成二十三年三月十七日
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遠き日の母の教へに背きたり我れは五十のをさなに過ぎず
平成二十三年三月十五日
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おほ波に舐め尽くされし町に在りて今朝の鴎の真白かりけり
平成二十三年三月十四日
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おほなゐの瓦礫の町に鴎ありてきのふと同じ今日を生きをり
平成二十三年三月十四日
2
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悪童らの笑ひあひつつ行き過ぐを見るともなしに鶫見てをり
平成二十三年三月十一日
2
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駄菓子屋へ胸躍らせて走りたり我れは昭和の少年なりき
平成二十三年三月十一日
2
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星を星風を風とし呼ぶがごとく我れはおまへを美佐枝と呼べり
平成二十三年三月十日
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珊瑚樹のてつぺんにゐて川原鶸の限りと鳴けり胸反らすまで
平成二十三年三月十日
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週末にはまろくちひさきごま石を酒匂の浜に拾ひに行かむ
平成二十三年三月九日
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