水島寒月さん
のうた一覧
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あかときの夢に来たりし見も知らぬ女が脛の白きを想へり
平成二十二年十一月一日
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プランターに植ゑられし紅葉ひともとの秋ともなれば色づきにけり
平成二十二年十一月二日
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飛び去りてまた舞ひ戻るかうもりのつひには西のゆふ空へ消ゆ
平成二十二年十一月四日
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せはしなく枝わたりつつぴいぴいと啼く小鳥ありその名を知らず
平成二十二年十一月十四日
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境内に異臭は満ちて大銀杏今年も残りひと月となる
平成二十二年十一月十八日
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かさといふさやけき秋のおとを聞く桜もみぢの路をふみつつ
平成二十二年十一月二十一日
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けたたましく樹上に鳴くはむく鳥か暮れむとすれば小春の寒さ
平成二十二年十二月二十日
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うす暗き雲をかむりて丹澤は雪降るならむ風つめたけれ
平成二十二年十二月三十日
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腹這ひの腰の痛みに投げ出せりつひに一首の纏まらぬまま
平成二十三年一月十三日
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ベランダの柵に止まれる蟷螂の小一時間を動かずにあり
平成二十三年一月十七日
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草の根を分けてボールを探しをりその切なさは人生に似て
平成二十三年一月二十五日
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椋鳥のほくり返へせる樟落ち葉音かろくして我れに好もし
平成二十三年一月二十九日
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亡き父と別れをせむとする朝の陽は昇りくる八景の海
平成二十三年二月十三日
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鉛筆を削ればふいにとほき日の甘き痛みは顕ち上がりくる
平成二十三年三月三日
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とほき日に初めて嗅ぎし黒髪の髪のにほひの忘れ難きも
平成二十三年三月七日
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駄菓子屋へ巻き玉買ふと走りたり我れは昭和の少年なりき
平成二十三年三月二十一日
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浅き流れに春のめだかは泳ぎをりだれが生徒か先生なるや
平成二十三年三月二十七日
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春を告ぐる魚が鰊の異名なるをラジオに知りて疾く書き留めぬ
平成二十三年四月七日
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駅を降りてたこやきを焼く屋台見ゆ経木の匂ひわれに好もし
平成二十三年四月七日
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少年のわれに拳固を下されし先生も早や世に亡きひとか
平成二十三年四月十六日
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