水島寒月さん
のうた一覧
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枝に在りて束の間眠る蜩はいかなる夢を今宵見るらむ
平成二十二年八月十一日
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照り返し強き農園巡りいて涼しきと見ゆ山葵田の水
平成二十二年八月六日
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切なきを胸底深く仕舞ひ込み仕舞ひ込みして我れは生くべし
平成二十二年八月十一日
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風は来て終戦の日よ蝉しぐれ降りしきりをり目の眩むまで
平成二十二年八月十六日
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まなぶたを持たぬは汝れの哀しきか逝きしアカヒレ目を見開けり
平成二十二年八月十七日
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夕立の去りにし宵の叢草に秋来るらしこほろぎを聞く
平成二十二年八月十九日
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不漁とて秋刀魚の高値報じをり当人知ったことにはあらじ
平成二十二年八月二十六日
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おそ夏の金色の陽を返へしつつゆわりと風に揺れゐる稲穂
平成二十二年九月二日
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末枯れたる苦瓜の葉の無惨なれ動くもならず日に灼かれゐる
平成二十二年九月四日
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背を反らすまで小さき顎もたげゐる鍬形をりて朝のベランダ
平成二十二年九月五日
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手をやれば亡父の形見か髮癖の半ばは白く五十ぢとなりぬ
平成二十二年九月六日
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朝焼けを鳴きつつ蝉は飛びにけりぷつりと終へる生にしあれば
平成二十二年九月六日
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ベランダに零れし種のありぬべし日日草の今朝またひらく
平成二十二年九月六日
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遣り処なき我が胸の憤懣は例へば今朝の遠きいかづち
平成二十二年九月八日
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秋づけば早朝の気は迫り来て白きカップに珈琲を注ぐ
平成二十二年九月十七日
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なに故に夾竹桃は哀しけれ赤きが故か白きがゆえか
平成二十二年九月二十八日
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世知辛き講演を聞き下りゆく紅葉坂まで冬陽の及ぶ
平成二十二年十月七日
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青きあをき空の高みへ鳶ひとつ昇らむとしてやがて消えゆく
平成二十二年十月十二日
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色づきて枯れ葉は枝を離れたり秋の桜よ淋しかるべし
平成二十二年十月十八日
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成長の早き胡瓜は日に二遍収穫するをテレビに知れり
平成二十二年十月二十六日
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