水島寒月さん
のうた一覧
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また夢になるといかぬと碗を置く所作もぴたりと三木助演ず
平成二十二年六月四日
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いつの間に君眠れるや肌がけの裾よりのぞく素足のかたち
平成二十二年六月八日
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富士ちかく仰ぎて妻が歓声を旅のみやげと持ち帰り来ぬ
平成二十二年六月十日
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そこここに準備不足を悔やみつつ兎にも角にも大会終わる
平成二十二年六月十四日
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道のべに踏みつぶされし法師蝉誰が踏み付くやそが一生を
平成二十二年六月十六日
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とおき日に亡父の与えし宿題のつまりは未だ終えられもせず
平成二十二年六月十六日
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死してこそ世の泰平の得らるべし猫といふ名の漱石の云ひ
平成二十二年六月十九日
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駅頭に手をふり給う先生に釣られて我れもふり返したり
平成二十二年六月二十二日
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わだかまる心をどさと打ち捨てて深層水に身を満たしたき
平成二十二年六月二十二日
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蒲公英は精一杯に背伸びしていのちを寄する春風を待つ
平成二十二年六月二十三日
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ややあってまた降り出せる夜半の雨に地球を叩く音聞いて居り
平成二十二年六月二十四日
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でたらめと思しき歌をうたひゐるをさなの聲す出勤のみち
平成二十二年六月二十五日
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近ごろに煩きことば成果主義その為のみに生きてもおらず
平成二十二年七月五日
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父母が若かりし日の馴れ初めを奇に知りたき誕生日かな
平成二十二年七月十二日
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珊瑚樹の天辺に来てぎいぎいと尾長は啼けり伸び上がりつつ
平成二十二年七月十五日
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白樺の林を抜けて湖へ続ける道はカーブに掛かる
平成二十二年七月十七日
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つばくらは何やら捲し立てゐしが糞など垂れて飛び去りにけり
平成二十二年七月十七日
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吾子を負い雨の夜道を行きたればひとを殺めし記憶の甦る
平成二十二年七月十九日
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珊瑚樹を出で入る尾長こえ高く鳴き交はしゐる夏の日盛り
平成二十二年七月二十一日
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音もなく高きクレエン動きゐて雨はやうやく本降りとなる
平成二十二年七月二十九日
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